「久しぶりに横断幕を出したら、折りじわがくっきり付いていた」「アイロンをかけても大丈夫なのか分からない」とお困りではありませんか?

横断幕のしわは、生地の種類によって伸ばし方が大きく違います。布製の幕なら家庭のアイロンで伸ばせる一方、ビニール系のターポリンは扱い方を間違えると生地を傷めてしまうこともあります。

この記事では、横断幕のしわの取り方と、しわを付けないたたみ方・保管方法を生地別に解説します。しわになりにくい生地の選び方や値段もご紹介しますので、大切な横断幕を長くきれいに使うための参考にしてください。

横断幕の自動見積もり
目次

横断幕にしわができる原因と生地ごとの違い

しわの取り方を知る前に、まずは自分の横断幕がどの生地でできているかを確認しましょう。生地によって、しわの付きやすさや正しい保管方法が異なります。

しわの多くは「たたんだまま保管」で付く

横断幕のしわの多くは、たたんだ状態で長く保管したり、重い物の下に置いたりすることで付く「折りじわ」です。使ったあとに湿ったまま片付けたり、暑い場所に置いたりすると、しわが取れにくくなることもあります。

布の幕とターポリンでは扱い方が正反対

横断幕の生地は、大きく分けてポリエステルの「布」と、繊維を合成樹脂で包んだビニール系の「ターポリン」の2種類です。布の幕はたたんで収納でき、しわもアイロンで伸ばせます。一方、ターポリンは折りたたむと折り目が付いてしまうため、丸めて保管するのが基本です。

生地種類保管方法しわの伸ばし方
トロマット布たたんで収納OK低温アイロン。たたみじわが少ない生地
テトロンポンジ布たたんで収納OK当て布をして低温アイロン
230gポリエステル布たたんで収納OK当て布をして低温アイロン
遮光ツイル布たたんで収納OK当て布をして低温アイロン
遮光スエード布丸めて保管するとクセが付きにくいしわになりにくい生地
ターポリン・薄手ターポリン・メッシュターポリン・遮光ターポリンビニール系折らずに丸めて保管折り目が付かないよう保管で予防する

※2026年10月時点のアドマク各生地ページの記載より。生地の詳しい特徴は横断幕の素材完全ガイドでも解説しています。

布の横断幕(トロマット・テトロンポンジなど)のしわの取り方

トロマットやテトロンポンジなどポリエステルの布でできた横断幕は、アイロンでしわを伸ばすことができます。ただし、熱に弱い面もあるため、次のポイントを守りましょう。

当て布をして「低温」で軽くかける

アドマクの布生地は、折りじわを伸ばすときは当て布をして、低温で軽くアイロンをかけるのが基本です。ポリエステルは高温に弱く、温度が高すぎると生地がテカったり、縮んだり、印刷面が傷んだりするおそれがあります。

  1. アイロンの温度を「低」に設定する:洋服のアイロンと同じ感覚で高温にしないよう注意します。
  2. 当て布をのせる:薄い綿のハンカチや手ぬぐいなどを、しわの上にのせます。
  3. 軽く押さえるようにかける:同じ場所に長く当て続けず、少しずつ位置をずらしながら伸ばします。
  4. 冷めるまで広げておく:かけ終わったら、すぐにたたまず平らに広げて冷ますと、しわが戻りにくくなります。

大きな幕は少しずつ区切ってかける

縦90×横360cmのような大きな横断幕は、一度に広げられる場所がないこともあります。床に大きめのシーツを敷き、端から少しずつ広げながらアイロンをかけると作業しやすくなります。気になるしわが一部だけなら、その部分だけを伸ばすのでも十分です。

アイロンをかける前に試しておく

初めてアイロンをかけるときは、幕の端など目立たない部分で試してから全体にかけると安心です。テカリや変色が出ないことを確かめてから進めましょう。

ターポリンの横断幕のしわ・折り目の対処法

ターポリンは雨や汚れに強く、屋外に常設する横断幕に向いた丈夫な生地です。ただし、布の幕とは扱い方が大きく異なります。

ターポリンは「付けない」ことが一番の対策

ターポリンはビニール系の生地のため、一度しっかり折り目が付くと元に戻りにくい性質があります。アドマクでもターポリン系の生地は折りたたまずに丸めて保管することをおすすめしています。しわを取る方法を考えるより、しわを付けない保管を心がけることが大切です。

折り目が付いてしまったら

すでに折り目が付いてしまった場合は、平らな場所に広げたり、掲示して張った状態にしたりして、しばらく時間をおくと目立ちにくくなることがあります。ビニール系の生地は熱で変形するおそれがあるため、アイロンなどで直接熱を当てるのは避けましょう。

横断幕は掲示するときにハトメ(ひもを通す金属の穴)を使ってロープでしっかり張ると、多少の折り目は離れた場所からは目立ちにくくなります。

汚れは濡れたタオルで優しく拭く

屋外で使ったターポリンの横断幕は、土ぼこりや雨のはね返りで汚れが付きます。汚れた場合は、濡れたタオルで優しく拭き取るのが基本です。強くこすると印刷面を傷めることがあるため注意しましょう。拭いたあとは、しっかり乾かしてから丸めて保管します。

横断幕を長持ちさせるたたみ方・保管方法

しわを防ぎ、横断幕を長くきれいに使うために、片付けるときの手順を確認しておきましょう。

使ったあとは乾かしてから片付ける

雨や夜露で湿ったまま片付けると、においやカビ、しわの原因になります。使い終わったら、日陰で広げてしっかり乾かしてから片付けましょう。ハトメに通したロープや結束バンドも外しておくと、収納したときに生地に跡が付きにくくなります。

布の幕はゆったりたたむ

トロマットなど布の横断幕は、たたんで収納して問題ありません。ただし、小さく固くたたむほど折りじわが強く付きます。収納袋や箱に入る範囲で、できるだけ大きめにゆったりたたむのがコツです。毎回同じ位置で折らないように、折る位置を少しずらすと、決まった場所にくっきりした折り目が付くのを防げます。

ターポリンは筒に巻いて保管する

ターポリンの横断幕は、印刷面を外側にして、紙管や塩ビパイプなどの筒に巻き付けるようにして丸めると、折り目が付きにくくなります。筒がない場合も、できるだけ大きな直径でゆるく丸めましょう。丸めたあとはひもで軽く留め、上に重い物を載せないようにします。

保管場所は直射日光・高温多湿を避ける

どの生地でも、直射日光が当たる場所や、高温多湿の場所での保管は避けましょう。夏場の車内や窓際、湿気がこもる倉庫などは色あせや劣化の原因になります。部室や倉庫で保管する場合は、通気性のよい袋に入れ、床から離して置くと安心です。持ち運び用の横断幕の扱い方は持ち運びに最適!横断幕におすすめの軽い素材と保管のコツ、ゲートフラッグの場合はゲートフラッグの正しいたたみ方&保管方法ガイドも参考にしてください。

しわになりにくい横断幕を選ぶコツ

これから横断幕を作るなら、使い方と保管方法に合わせて生地を選んでおくと、しわの悩みを減らせます。

持ち運ぶ幕はトロマットが人気

試合やイベントのたびに会場へ持ち運び、使い終わったらたたんで片付ける横断幕なら、トロマットがおすすめです。厚みのある布で、たたんだときのしわが少なく、しわができても低温のアイロンで伸ばせます。軽さや価格を重視する場合は、テトロンポンジも選択肢になります。

ターポリン系の生地は丈夫ですが、重くかさばるうえ、たたむと折り目が付くため、持ち運んで使う幕には向きません。グラウンドのフェンスや校舎・店舗など、掲げたままにする常設の幕に選ぶのがおすすめです。

生地縦90×横360cmの値段(税込)向いている使い方
テトロンポンジ13,210円軽さ・価格重視の持ち運び用
トロマット14,520円持ち運び用の定番。たたんでもしわが少ない
230gポリエステル15,410円厚手の布。幅の広い幕にも
ターポリン17,370円屋外に常設する幕。保管は丸めて
メッシュターポリン15,580円風の強い場所に常設する幕

※1枚注文時の価格です(2026年10月時点のアドマク価格表より)。最新の価格は価格表または自動見積もりでご確認ください。

袋縫い加工でパイプを通せば、ピンと張れる

しわを目立たせずに掲げたい場合は、幕の上下を袋状に縫う「袋縫い加工」もおすすめです。パイプや棒を通して上下から張ると、生地がピンと伸びてきれいに見えます。アドマクでは袋縫いやハトメ、折り返し補強などの基本加工は無料です(パイプなどの部材は別途ご用意いただくか、部材費のかかる加工になります)。詳しくは加工についてをご覧ください。

古くなった幕は作り直しも検討

しわや色あせが目立つようになった横断幕は、思い切って作り直すのもひとつの方法です。アドマクではデザインや色数で値段が変わらず、デザインも無料で作成しています(ロゴなどのトレースが必要な場合のみ別途3,000円(税込))。前回の幕の写真や、元のロゴデータをご用意いただくとスムーズです。複数枚をまとめて作り直す場合は、価格のご相談を歓迎しています。自動見積もりより安くご提案できる場合があります。

作りたい横断幕の値段は、サイズと生地を選ぶだけで自動見積もりですぐに確認できます。「使い方に合う生地が分からない」「何枚かまとめて作り直したい」といった場合は、見積もり依頼やLINEからお気軽にご相談ください。

生地の厚みや手ざわりを実際に確かめたい場合は、カラーチャートを印刷した無料の生地サンプルもお取り寄せいただけます。次の大会やイベントまで時間がない場合も、事前にご相談いただければ最短翌日出荷で対応できる場合があります。短期制作相談窓口やお電話(03-6805-6625/平日10:00〜17:30)でご相談ください。

まとめ

横断幕のしわの取り方は、生地によって異なります。トロマットやテトロンポンジなど布の幕は、当て布をして低温で軽くアイロンをかければしわを伸ばせます。一方、ターポリンは折りたたむと折り目が付き、熱にも弱いため、折らずに丸めて保管して「しわを付けない」ことが一番の対策です。どの生地も、使ったあとはしっかり乾かし、直射日光や高温多湿を避けて保管しましょう。これから作るなら、持ち運ぶ幕はしわが少ないトロマット、常設する幕はターポリンと、使い方に合わせて生地を選ぶのがおすすめです。

アドマクでは横断幕・懸垂幕・旗をデザイン無料で制作しております。生地別の価格表や、サイズと生地から費用を自動見積もりもご用意していますので、ぜひご確認ください!

「次の大会に間に合わせたい」「まとめて作り直したい」「予算内で作りたい」など、納期や価格のご相談も大歓迎です。短期制作相談窓口・見積もり依頼・LINEからお気軽にお問い合わせください。

新規会員登録で500ポイントプレゼント