「ポップアップスタンド」とは?特徴やデメリットと効果的な活用事例をわかりやすく解説!

ポップアップスタンド とは

展示会やイベントに出展する際、「もっと手軽にブースを目立たせたい」と感じたことはありませんか?そんなときに役立つのが、大型の背景パネルとして存在感を放つ「ポップアップスタンド」です。この記事では、ポップアップスタンドの特徴や種類、メリット・デメリットはもちろん、失敗しない選び方や活用事例までわかりやすくご紹介いたします。

目次

そもそもポップアップスタンドとは?特徴と形状を解説

ここでは、ポップアップスタンドの基本的な特徴や、使いやすさを支える形状についてわかりやすく解説します。

ポップアップスタンドの基本と特徴を紹介

ポップアップスタンドとは、展示会やイベント、記者会見などで背景パネルとして使われる大型看板です。「バックボード」や「イージーシステムパネル」と呼ばれることもあり、構造はシンプルで、本体のフレームと広告面のメディアの2つで成り立っています。

ポップアップAバナー

形状で選ぶ!ストレートタイプとカーブタイプ

ポップアップスタンドのフレーム形状は、大きく分けて「ストレートタイプ」「カーブタイプ」の2種類があります。設置するスペースや演出したい雰囲気に合わせて選ぶことが重要です。

ストレートタイプは、広告面が平らで壁のような形状をしており、シンプルでシャープな印象を与えます。

限られたスペースにも圧迫感なく設置できるため、展示会ブースの壁面や記者会見・Web会議の背景、フォトスポットなどに多く利用されています。

一方のカーブタイプは、広告面が内側にゆるやかに湾曲している形状です。奥行きや立体感を演出でき、来場者を包み込むような空間づくりが可能です。

ブースの角や中央に設置することでブランドイメージを強調でき、高級感のある演出をしたい場面にも適しています。

メディア素材で選ぶ!ファブリック製とターポリン製

広告面となるメディアの素材は、仕上がりの印象や使い勝手に大きく影響します。代表的な素材は「ファブリック(布)」「ターポリン」の2つです。

ファブリック製は、ポリエステル系の布を使った軽量で柔らかな素材です。光の反射が少なくマットで上品な仕上がりになるため、シワになりにくく持ち運びやすい点が魅力です。

フレームに取り付けたまま折りたためるタイプもあり便利ですが、汚れが付着しやすいという面もあります。

ターポリン製は、ポリエステル布をビニール樹脂で挟んだ丈夫な素材で、屋外用の横断幕などにも使われています。耐久性と耐水性に優れ、発色が良く汚れも拭き取りやすいのが特長です。

ただし重量があり、折りたたむとシワがつきやすいため、保管には注意が必要です。

置くだけ簡単!ポップアップAバナーとは?

「ポップアップAバナー」は、アドマクが提供するワンタッチで広がる自立型バナーです。展示会やイベント、スポーツ会場、屋外のウェルカムサインなど、さまざまな場面で活躍します。

従来のAバナーや置き型看板は、持ち運びや設置に苦労するケースも少なくありませんでしたが、ワンタッチテントのように収納バッグから取り出すと開くので、あとは置くだけで設置が完了します。

また、ポップアップAバナーには、オーバル(楕円型)、サークル(丸型)、バーティカル(三面型・垂直型)の3種類があり、用途や設置場所に合わせて選べるのが魅力です。防炎タイプも用意されているため、安全基準が求められる会場でも安心してご利用いただけます。

ポップアップAバナー 説明画像

スタジアムなどのスポーツイベントでは、高さのある旗が視界を遮ってしまうことがありますが、ポップアップAバナーなら邪魔にならずにしっかりと宣伝が可能です。両面で異なるデザインを入れられるため、用途に応じた使い分けもできます。

さらに屋内外の広い会場では、ウェルカムメッセージや注意喚起を印刷して設置すれば、スッキリとした空間づくりに貢献します。オンライン会議やウェブセミナーの背景としても効果的で、画面内に自然に収まりながら企業名やブランドをしっかり訴求できる点も大きなメリットです。

ポップアップスタンドを導入するメリットとデメリットとは?

ここでは、ポップアップスタンドが持つ利点と注意点を具体的に解説します。両面を知ることで、自社の目的や用途に最適なツールかどうかを判断しやすくなります。

軽量でコンパクト!誰でも短時間で簡単に組み立て・持ち運び可能

ポップアップスタンド最大のメリットは、その手軽さにあります。本体のフレームは軽量なアルミ製が主流で、簡単に立体的な構造が完成します。専門的な工具は一切不要で、慣れれば数分で設営が完了するため、イベント担当者の負担を大幅に軽減できます。

また、収納時は非常にコンパクトに折りたためるのも魅力です。専用のキャリーケースや収納バッグが付属していることが多く、乗用車での運搬はもちろん、宅配便での輸送も容易です。この優れた携帯性が、様々な会場でのスピーディーなブース設営を実現します。

目立つから集客力アップ!大きな広告面でしっかり訴求

継ぎ目のない一枚の大きなグラフィック(メディア)を背景として設置できるため、視覚的なインパクトは絶大です。遠くからでも来場者の目を引きつけ、ブースへの誘引力を高めます。

この大きな広告面を活かして、商品写真やサービス内容、キャッチコピーなどを大胆にデザインすることで、伝えたい情報を的確にターゲットへ届けることが可能です。記者会見やインタビューの背景(バックボード)としても活用され、メディア露出の際のブランディングにも貢献します。

初期費用が他のツールより高め

手軽で訴求力が高い一方で、デメリットとして初期費用が比較的高額になる点が挙げられます。本体フレームとメディア印刷を合わせると、ポスターやロールアップバナーといった他の販促ツールに比べてコストがかかる傾向にあります。特に、大型のサイズや高品質なメディア素材を選ぶと、その分価格も上がります。

繰り返し使うと劣化に注意!耐久性の弱点

ポップアップスタンドは、伸縮・折りたたみ式の構造上、耐久性に注意が必要です。

頻繁に設営と撤収を繰り返すと、フレームのジョイント部分や可動部が摩耗し、歪みや破損の原因となることがあります。特に、乱暴に扱うと故障のリスクが高まります。

また、保管方法にも配慮が必要です。ファブリック(布)製のメディアは折りたたんで保管するためシワが付きやすく長期間にわたって美しい状態を保つためには、丁寧な取り扱いと、直射日光を避けた適切な場所での保管が不可欠です。

失敗しない!おすすめのポップアップスタンドの選び方

ここでは、購入後に「こんなはずではなかった」と後悔しないための、具体的な選び方を2つのステップで解説します。

まずチェック!設置場所の広さとサイズを確認する

ポップアップスタンドを選ぶ上で最も重要なのが、設置するスペースに合ったサイズを選ぶことです。

購入してから「大きすぎてブースに収まらない」「小さすぎて目立たない」といった事態を避けるため、必ず事前に設置場所の横幅、奥行き、高さを正確に計測しておきましょう。

特に展示会では、出展するブースの規格(例:横幅3m×奥行3m)が決まっています。ブースの壁面いっぱいに設置したいのか、少しスペースを空けて他の什器も置きたいのかによって、最適なサイズは変わります。

一般的なポップアップスタンドのサイズと用途の目安は以下の通りです。

サイズ一般的な横幅の目安主な用途
Sサイズ約2,200mm~2,300mm小規模ブース、記者会見、Webセミナーの背景
Mサイズ約2,900mm~3,000mm標準的な展示会ブース(3m幅)、店舗の特設コーナー
Lサイズ約3,700mm~大規模ブース、ステージのバックパネル、フォトスポット

これらのサイズはあくまで目安です。製品によって寸法は異なるため、必ず仕様を確認し、設置スペースとのバランスを考慮して選びましょう。

予算に合わせて購入かレンタルかを検討する

ポップアップスタンドを利用するには、「購入」「レンタル」の2つの方法があります。使用頻度や予算、目的に合わせて最適な方法を選択することが大切です。

例えば、年に何度も展示会に出展する企業や、店舗の定番什器として長期間使用するなら、トータルコストを抑えられる購入がおすすめです。一方、一度きりのイベントで使いたい場合や、まずは効果を試してみたいという場合には、初期費用を抑えられ、保管場所も不要なレンタルが適しています。

購入とレンタルの特徴を以下の表にまとめました。

購入レンタル
メリット・繰り返し使うほどコストパフォーマンスが高い・完全にオリジナルのデザインで製作できる・必要な時にいつでもすぐに使用できる・初期費用を大幅に抑えられる・使用後の保管場所やメンテナンスが不要・一度きりのイベントでも気軽に利用できる
デメリット・初期費用が高額になりやすい・保管するためのスペースが必要になる・経年劣化に対するメンテナンスが必要・使用頻度が高いと購入より割高になる・デザインに制約がある場合がある・繁忙期には希望の製品を借りられない可能性

【シーン別】ポップアップスタンドの効果的な活用事例

ここでは、具体的な活用シーンそれぞれの場面で、どのように効果を発揮するのかを詳しく解説します。

展示会ブースで大活躍!一瞬で来場者の目を引く

多くの企業が出展する展示会や合同説明会では、数あるブースの中から自社に注目してもらうことが成功の鍵です。

ポップアップスタンドをブースの壁面や背景(バックパネル)として設置することで、大きな広告面を活かしたダイナミックな空間演出が可能になります。

遠くからでも一目で企業名や製品がわかるため、来場者の足を止め、ブースへの誘導を強力にサポートします。ブースデザインに統一感が生まれ、ブランドイメージを効果的に伝えることができます。

店舗の販促に最適!新商品やキャンペーンを強力アピール

店舗の入り口や催事スペースは、お客様の購買意欲を刺激する重要な場所です。ポップアップスタンドを使えば、新商品や季節限定のキャンペーン、セール情報などを大きく、そして魅力的に告知できます。

通行人の視線を集めるアイキャッチとして機能し、入店のきっかけを作ります。ポスターなどとは比較にならない存在感で、伝えたい情報を瞬時に、かつ強力にアピールできるのが大きな強みです。イベントごとにデザインを変えて設置することで、常に新鮮な情報を発信できます。

セミナーや説明会で活用!ブランドイメージを高める背景に

セミナー、記者会見、オンラインでのウェビナーなど、人が登壇する場面でポップアップスタンドは背景として非常に有効です。演台の後ろに企業ロゴやイベント名をデザインしたスタンドを設置するだけで、空間全体が引き締まり、プロフェッショナルな印象を与えます。

これは「バックボード」や「インタビューボード」とも呼ばれる使い方です。撮影やライブ配信の際にも、画面を通じてブランドイメージを視聴者に効果的に訴求し、信頼性の向上に繋がります。特に光の反射が少ないファブリック製は、撮影用途に適しています。

イベント会場のフォトスポットに!SNS映えで拡散効果抜群

商業施設でのイベントや学園祭、地域のお祭りなど、人々が集まる場所では、思い出に残る体験を提供することが重要です。ポップアップスタンドにイベントのロゴやユニークなグラフィックを印刷し、フォトスポット(フォトブース)として設置してみましょう。

来場者は記念撮影を楽しみ、その写真をInstagramやX(旧Twitter)などのSNSに投稿する可能性が高まります。これにより、イベントの楽しさがオンラインで拡散され、来場していない人々への認知度向上や、次回の集客効果が期待できます。

まとめ

ポップアップスタンドは、軽量で持ち運びやすく、短時間で設置できる利便性と、大きな広告面による高い訴求力を兼ね備えた販促ツールです。 一方で、初期費用や耐久性には注意が必要ですが、設置場所の広さや予算を事前に確認しておけば、安心して導入できます。展示会や店舗の販促、セミナーやオンライン配信の背景、フォトスポットなど、幅広い場面で効果を発揮するのが魅力です。ぜひ今回ご紹介した選び方や事例を参考にしていただければ幸いです。

アドマクではオリジナル横断幕・懸垂幕・垂れ幕のデザイン制作を承っております。ご利用用途やサイズから費用を自動見積もりをすることもできますので、ぜひご確認ください!


 
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