使用前に確認!初めてのゲートフラッグ掲出ルールとマナーまとめ

ゲートフラッグ ルール

サッカー観戦の応援に欠かせないゲートフラッグ(ゲーフラ)。掲出するには、クラブやスタジアムが定めるルールと、周囲の観客への配慮が不可欠です。本記事では、ゲーフラのサイズやデザイン、掲出可能な場所といった公式ルールから、トラブルを防ぐための掲出マナーまでを網羅的に解説します。全ての人が安全で快適に観戦するために定められた決まりを理解し、初めての方でも安心して選手に熱い思いを届けられるようになります。

目次

そもそもゲートフラッグ(ゲーフラ)とは?

ゲートフラッグとは、布地の両端にポールを通し、主に二人で掲げる応援用の大型旗のことを指します。素材は軽量で発色の良いスポンジや、耐久性に優れたトロマットなどが一般的に用いられます。自分の「推し」選手やチームへの熱い想いを形にして、スタジアムの雰囲気作りに貢献する、サポーターにとって欠かせない応援アイテムの一つです。

ゲートフラッグの魅力は、その圧倒的な存在感にあります。試合前の選手入場や得点時など、掲げる瞬間に会場の雰囲気が一層盛り上がり、選手や他の観客と一体感を生み出します。また、オリジナルデザインを施すことで、自分の想いや応援するチームへの愛情を形にでき、長く思い出として残る点も大きな魅力です。

ルールとマナーを守って掲げれば、ゲートフラッグは応援をより特別な体験へと変えてくれる存在といえるでしょう。

掲出前に必ず確認!ゲートフラッグの一般的な掲出ルール

ゲートフラッグ(ゲーフラ)をスタジアムで掲出するには、Jリーグや各クラブが定めるルールを守る必要があります。ここでは、多くのクラブで共通してみられる一般的なルールを解説します。

※ルールはスタジアムや試合によって異なる場合があるため、観戦前に必ず訪れるスタジアムを運営するクラブの公式サイトで最新の観戦ルールを確認しましょう。

ゲートフラッグのサイズや素材に関するルール

安全な応援環境を確保するため、ゲートフラッグのサイズや素材には規定が設けられています。特にフラッグを支えるポール(棒)の素材や長さは、周囲の観客への安全配慮から厳しく定められていることが多いです。

項目一般的な規定内容
フラッグのサイズクラブが定める規定サイズ内(例:1,015mm×1,575mm以内など)。Lフラッグサイズを上限とするクラブが多いです。
フラッグの素材布製や紙製、不織布など。消防法に基づき、防炎・難燃素材の使用が推奨または義務付けられている場合があります。
ポールの素材・形状塩化ビニールなど、柔らかく衝撃の少ない材質のもの。金属や木製など硬い素材は禁止されることがほとんどです。1本のみの使用が原則です。
ポールのサイズフラッグの大きさを著しく超えない長さで、クラブが指定する太さ・長さの範囲内。

デザインやメッセージに関する禁止事項

ゲートフラッグに描くデザインやメッセージは、すべての人が快適に観戦できるよう、特定の表現が禁止されています。クラブや選手を応援するポジティブな内容を心がけましょう。

  • 政治的、思想的、宗教的な主張やシンボル
  • 差別的、侮辱的な内容、誹謗中傷
  • 公序良俗に反する表現や非人道的な内容
  • クラブが承認していない商業目的の広告や宣伝活動と見なされるもの
  • 特定の企業、団体のロゴや商標(クラブの公式スポンサーであっても無許可での使用は禁止)
  • 選手やチームを不当に貶める、あるいは過度に批判するメッセージ

これらの規定に抵触すると判断された場合、持ち込みが禁止されたり、掲出の中止を求められたりすることがあります。

掲出可能な時間・場所と禁止エリアの確認

ゲートフラッグを掲出できる時間や場所は、試合のスムーズな運営と他の観客の視界を確保するために制限されています。指定されたエリア以外での使用はトラブルの原因となるため、必ずルールを守りましょう。

項目内容
掲出可能な時間キックオフ前、ハーフタイム、試合終了後などが一般的です。試合中の掲出は、プレーの妨げや他の観客の視界を遮るため、原則として禁止されています。
掲出可能な場所ゴール裏のサポーターシート(応援エリア)など、クラブが指定したエリア内。自分の座席で、手持ちで掲げるのが基本です。
掲出禁止エリア・通路、階段、非常口、案内看板、スポンサー看板を塞ぐ場所・座席や手すりへの固定、貼り付け・メインスタンド、バックスタンドなど応援エリア以外の観客席・他の観客の視界を妨げる場所や応援の妨げになる場所

事前申請や許可が必要な場合の対応

規定サイズを超える大旗(ビッグフラッグ)や、特定のデザインのフラッグを掲出したい場合、クラブへの事前申請が必要になることがあります。申請方法はクラブの公式サイトに記載されているのが一般的です。申請が承認された場合でも、試合当日に係員(スタッフ)による現物の確認が行われます。持ち込みや掲出の許可については、必ず現場の係員の指示に従ってください。

トラブルを防ぐ!掲出時の”マナー”と周囲への配慮とは?

ゲートフラッグ(ゲーフラ)を掲げる際は、周囲のサポーターへの配慮、つまり「マナー」が非常に重要になります。ルールブックには載っていない思いやりの心を持つことで、トラブルを未然に防ぎ、スタジアム全体で一体感のある応援ができます。

掲げるタイミングと周囲への声かけが大事!

ゲートフラッグを掲げる際は、試合の流れや雰囲気を読み、適切なタイミングで行うことが最も大切なマナーです。また、掲出前には後方や隣の席のサポーターに「今からゲーフラを掲げますね」「見えづらかったら声をかけてください」など、一言声をかける習慣をつけましょう。この小さなコミュニケーションが、お互いに気持ちよく応援するための第一歩となります。

一般的に推奨されるタイミングと、避けるべきタイミングは以下の通りです。

シーン掲出の可否ポイント
選手入場時推奨スタジアムのボルテージが最高潮に達する場面。選手を鼓舞するために最適です。
試合開始前・ハーフタイムOKプレーが止まっているため、周囲の観戦の妨げになりにくい時間帯です。
ゴールが決まった直後OK喜びを分かち合うタイミングですが、リプレイなどを見たい人もいるため短時間で。
試合終了後OK選手たちを称えるために掲げましょう。セレモニーの際は視界に配慮が必要です。
プレー中(試合進行中)原則NGピッチ上のプレーが見えなくなり、周囲の観戦の妨げになります。特に自チームの攻撃中や、相手のセットプレー時などは絶対に避けましょう。

配慮が伝わる!視界を遮らない掲げ方の工夫

ゲートフラッグを掲げる行為そのものが、後方の人の視界を遮る可能性があります。少しの工夫で、その影響を最小限に抑えることができます。

  • 自分の頭より高く掲げすぎない:ゲーフラの下辺が自分の頭の高さを超えないように意識するだけでも、後方への影響は大きく変わります。
  • 長時間掲げ続けない:選手入場時など、特定の場面で掲げたら、プレーが始まる前には下ろすなど、メリハリをつけましょう。
  • 自分の座席スペース内で完結させる:掲げた旗やポールが隣の席や通路にはみ出さないよう注意します。特に混雑しているゴール裏などでは必須のマナーです。
  • 時々後ろを振り返る:掲げている最中に、時々後方の様子を確認し、迷惑になっていないか気にかける姿勢が大切です。もし視界を遮っているようであれば、すぐに下ろすか、掲げ方を調整しましょう。

これらのマナーは、クラブやスタジアムによって文化が異なる場合もあります。初めて訪れるスタジアムでは、周りのベテランサポーターの動きをよく観察し、その場の雰囲気に合わせることも忘れないようにしましょう。

Q&A|ゲートフラッグのルールに関するよくある質問

ゲートフラッグ(ゲーフラ)を掲出するにあたり、多くの人が抱く疑問についてQ&A形式で解説します。スタジアムでのトラブルを避け、気持ちよく応援するためにぜひ参考にしてください。

規定サイズより大きいゲーフラを持ち込んだ場合、どうなりますか?

結論から言うと、各クラブやスタジアムが定める規定サイズを超えるゲートフラッグは、原則としてスタジアム内に持ち込むことができません。

入場時の手荷物検査でサイズオーバーが判明した場合、その場で係員から持ち込みを断られます。その際の対応はスタジアムによって異なりますが、一般的にはスタジアム外のコインロッカーに預けるか、最悪の場合は没収となる可能性もゼロではありません。せっかく作ったゲーフラを掲げられないという事態を避けるためにも、必ず事前に公式サイトで観戦ルールを確認し、規定サイズを守って製作しましょう。

雨天時のゲートフラッグの取り扱いはどうなりますか?

雨天時でもゲートフラッグの掲出を禁止しているスタジアムはほとんどありません。しかし、通常時以上に細やかな配慮が求められます。

特に注意したいのが、インクの色落ちです。防水加工がされていないゲーフラの場合、雨に濡れることでインクが溶け出し、周囲の観客の衣服や持ち物を汚してしまう可能性があります。また、布が水分を含むと非常に重くなり、掲出が困難になるだけでなく、万が一落下した際の危険性も増します。事前に撥水スプレーで対策を施したり、濡れたゲーフラから水滴が垂れないように気をつけたりと、周囲への配慮を忘れないようにしましょう。

ゲーフラを座席に貼ったり、前の柵にくくりつけたりするのはOKですか?

いいえ、ゲートフラッグを座席や柵、手すりなどに固定する行為は、ほとんどのスタジアムで禁止されています。ゲートフラッグは、応援時に「手で持って掲げる」ことが基本原則です。

なぜなら、以下のような安全上・運営上の問題を引き起こす可能性があるためです。

禁止行為の例禁止される主な理由
座席の背もたれにガムテープなどで貼り付ける・座席の破損や汚損につながるため・後方の観客の視界を恒久的に遮るため
通路や階段の柵・手すりに紐などで固定する・緊急時の避難経路を妨げるため・スポンサー看板や非常灯などを隠してしまうため・落下した場合に非常に危険なため

これらの行為は、他の観客の迷惑になるだけでなく、安全なスタジアム運営の妨げとなります。定められた観戦マナーを守り、ゲーフラは必ず自分の手で掲げるようにしてください。

まとめ

ゲートフラッグ(ゲーフラ)は、選手やチームへの熱い想いを伝える応援の象徴です。しかし、その掲出にはJリーグや各クラブが定める公式ルールが存在します。サイズや掲出場所、禁止事項などを事前に公式サイトで確認することが、トラブルを避けるための第一歩です。また、ルールだけでなく、周囲の観客の視界を遮らないといったマナーも、スタジアム全体の良い雰囲気を作るために欠かせません。ルールとマナーを守り、最高の応援を届けましょう。

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