お部屋の雰囲気に合わない、座面が汚れてしまったパイプ椅子をおしゃれに変身させたいと思いませんか?

この記事を読めば、裁縫が苦手な方でも失敗しない、基本的なパイプ椅子カバーの作り方が分かります。採寸方法から生地の選び方、ミシンを使った縫い方の手順はもちろん、ダイソーなどのアイテムでできる「縫わない」簡単なリメイク方法まで詳しく解説します。

あなただけのオリジナルカバーで、パイプ椅子を素敵に彩りましょう!

目次

パイプ椅子カバーを手作りするメリットとは?

シンプルなパイプ椅子も、カバーを手作りするだけで、お部屋の雰囲気を変えるおしゃれなアイテムに早変わりします。

ここでは、時間と手間をかけてでもパイプ椅子カバーを自作する、3つの大きなメリットについてご紹介します。DIYならではの魅力を知れば、きっとあなたも作ってみたくなるはずです。

お部屋のインテリアに統一感を出す

パイプ椅子は機能的ですが、デザインがシンプルすぎてお部屋のインテリアから浮いてしまうことも。手作りカバーなら、カーテンやクッションと同じ生地を使ったり、お部屋のテーマカラーに合わせたりすることで、空間全体に統一感を持たせることができます。

お気に入りの布でコーディネートすれば、パイプ椅子がお部屋の素敵なアクセントになります。

汚れたり破れたりした椅子を隠せる

長年使っていると、座面が汚れたり、ビニールが破れてしまったりすることがあります。そんな時、手作りカバーをかぶせれば、気になる傷や汚れをきれいに隠すことができます

捨てるにはもったいない椅子も、まるで購入したばかりのように生まれ変わらせることが可能です。愛着のある椅子を、リメイクして長く大切に使い続けられるのも手作りの良い点です。

既製品にはないオリジナルデザインが楽しめる

手作りの最大の魅力は、なんといってもデザインの自由度の高さです。市販品ではなかなか見つからないような、自分だけのオリジナルカバーを作ることができます

好きな色や柄の生地を選べるのはもちろん、フリルやリボンを付けたり、ポケットを付けてリモコンなどの小物を収納できるようにしたりと、アイデア次第でアレンジは無限大。世界に一つだけの特別な椅子を作ってみましょう。

パイプ椅子カバーの手作りに必要な材料と道具!

パイプ椅子カバーを手作りしようと思い立ったら、まずは必要な材料と道具を揃えることから始めましょう。特別な道具は必要なく、基本的な裁縫道具があれば大丈夫です。

最近では100円ショップなどでも手軽に揃えられるものが多いので、気軽にチャレンジできますよ。

これだけは揃えたい!基本の道具

パイプ椅子カバー作りに最低限必要な道具をリストアップしました。ミシンがなくても手縫いで作ることは可能ですが、ミシンがあるとよりスピーディーに、そして丈夫で綺麗な仕上がりになります。

  • お好みの生地:作りたいカバーに必要なサイズを用意します。生地の選び方は後ほど詳しく解説します。
  • メジャー(巻尺):椅子のサイズを正確に測るために必須です。カーブなども測りやすい柔らかいタイプがおすすめです。
  • 裁ちばさみ:布専用のはさみです。切れ味の良いものを使うと、布がずれにくく綺麗に裁断できます。
  • チャコペン・チャコペーパー:生地に裁断線や縫い線を引くための印付け道具です。水で消えるタイプや、時間が経つと自然に消えるタイプが便利です。
  • まち針:裁断した生地を縫い合わせる際に、ずれないように仮止めするために使います。
  • ミシン:直線縫いができれば十分です。手縫いでも作れますが、ミシンを使うと格段に早く丈夫に仕上がります。
  • ミシン糸:生地の色に合わせたものを選びましょう。ポリエステル素材の60番が一般的で使いやすいです。
  • アイロン・アイロン台:縫い代を割ったり、折り目をつけたりする際に使用します。このひと手間で仕上がりの美しさが大きく変わります。
  • 糸切りばさみ:細かい部分の糸を切るのに便利です。

初心者におすすめの生地の選び方

生地選びは、パイプ椅子カバーの印象や使い心地を左右する大切なポイントです。頻繁に座ったり移動させたりすることを考えると、ある程度の厚みと丈夫さがある生地が適しています。

ここでは、裁縫初心者の方でも扱いやすいおすすめの生地を3種類ご紹介します。

扱いやすいオックス生地

オックスは、程よい厚みとハリがあり、裁縫初心者の方でも非常に扱いやすい生地の代表格です。

平織りで目が詰まっているため丈夫で透けにくく、シワにもなりにくいのが特徴。デザインやカラーバリエーションが豊富なので、お部屋のインテリアに合わせたお気に入りの柄がきっと見つかります。家庭用ミシンでもスムーズに縫うことができます。

丈夫な帆布(キャンバス)生地

帆布(はんぷ)は、その名の通り船の帆に使われていたほど、非常に丈夫で耐久性に優れた厚手の生地です。トートバッグなどにもよく使われています。

しっかりとした厚みがあるため、長く愛用したい場合や、使用頻度が高いパイプ椅子にぴったりです。使い込むほどに味が出て、ナチュラルで素朴な風合いを楽しめます。厚手のものを選ぶ際は、ミシンの針と糸を厚地用に変更するとスムーズに縫えます。

クッション性のあるキルティング生地

キルティングは、表地と裏地の間に綿(わた)を挟み、ステッチで押さえた生地です。ふんわりとしたクッション性があるため、座り心地を良くしたい場合に最適です。

生地自体に厚みと柔らかさがあり、温かみのある優しい雰囲気に仕上がります。生地の端がほつれにくいというメリットもあり、端処理の手間を少し省けるのも嬉しいポイントです。

【簡単】基本的なパイプ椅子カバーの作り方5ステップ!

ここからは、ミシンを使った基本的なパイプ椅子カバーの作り方を5つのステップで解説します。一見難しそうに見えますが、手順通りに進めれば初心者の方でも大丈夫。

お気に入りの生地で、世界に一つだけのオリジナルカバーを手作りしてみましょう。

ステップ① 椅子のサイズを正確に測る

まずは、カバーをかけたいパイプ椅子のサイズを正確に測ることから始めます。採寸する箇所は「背もたれ」と「座面」の2箇所です。

メジャーを使い、それぞれの「縦」「横」「厚み」を測り、数値をメモしておきましょう。このとき、少しゆとりを持たせると、後でカバーをかけやすくなります。正確な採寸が、ぴったりのカバーを作るための最も重要なポイントです。

ステップ② 採寸を元に生地を裁断する

次に、ステップ①で測ったサイズを元に生地を裁断します。採寸したサイズに、縫い代として各辺1cm〜2cm程度を足した大きさで布をカットしてください。

例えば、背もたれの布は「(縦の長さ+厚み)× 2 + 縫い代」と「横の長さ + 縫い代」の大きさの長方形になります。大きな紙で型紙を作ってから裁断すると、失敗が少なくなります。裁断には、よく切れる布用の裁ちばさみを使用しましょう。

ステップ③ 背もたれ部分を縫う

裁断した背もたれ用の生地を「中表(なかおもて)」、つまり生地の表側同士が内側になるように半分に折ります。そして、カバーの形になるように両脇を縫い合わせ、袋状にします。

このとき、下側になる部分は座面と縫い合わせるため、開けておいてください。ミシンで縫う際は、縫い始めと縫い終わりに返し縫いをすると、ほつれにくく丈夫に仕上がります。

ステップ④ 座面部分を縫う

座面部分も背もたれと同様に、生地を中表にして袋状に縫っていきます。座面の場合は、椅子にかぶせるための入れ口が必要になるため、一辺を縫わずに開けておきましょう。

一般的には後ろ側を開けておくことが多いです。また、カバーのずれを防ぐためにゴムを通す場合は、この段階でゴム通し口を作っておくと後の作業がスムーズです。

ステップ⑤ 背もたれと座面を縫い合わせて完成

最後に、袋状にした背もたれパーツと座面パーツを縫い合わせます。ここが一番の山場です。背もたれパーツの下辺と、座面パーツの後ろ側の辺(開いている部分)を中表に合わせて、まち針やクリップで丁寧に固定してから縫い合わせましょう。

すべて縫い終わったら、縫い代の角を少しカットし、全体を表に返します。アイロンをかけて形を整え、椅子にかぶせれば、手作りパイプ椅子カバーの完成です。

縫うのが難しい場合は?パイプ椅子カバーの簡単な作り方

「ミシンを持っていない」「裁縫はちょっと苦手…」という方でも、パイプ椅子カバー作りを諦める必要はありません。

ここでは針と糸を使わずに、もっと手軽に椅子をリメイクする方法をご紹介します。また、どうしても自作が難しい場合の選択肢も合わせて解説します。

クリップや接着剤で手軽に!縫わずにできる簡単カバーの作り方

ミシンや手縫いが不要な「縫わない」カバーの作り方です。布用の接着剤や両面テープを使えば、誰でも簡単にオリジナルのカバーを作成できます。イベントなどで一時的に使いたい場合にもおすすめの方法です。

まず、椅子のサイズに合わせて、少し大きめに生地をカットします。背もたれ部分は、生地を椅子にかぶせ、裏側で余った布の端同士を布用接着剤や強力な布用両面テープで貼り合わせましょう。座面も同様に生地をかぶせ、椅子の裏側で生地を中央に集めるようにして、シワが寄らないように引っ張りながら接着剤などで固定します。角の部分は、プレゼントのラッピングのように折りたたむと綺麗に仕上がります。

布用接着剤は「ボンド 裁ほう上手」のようなチューブタイプが扱いやすく、アイロンでさらに強力に接着できるタイプもあります。接着剤が乾くまで洗濯バサミやクリップで固定しておくと、きれいに貼り付けられます。取り外しできるようにしたい場合は、安全ピンやズボンの裾上げテープなどを使うのも一つの手です。

自作が難しいならどうする?業者依頼でプロの仕上がり!

「自分で作る時間がない」「完璧な仕上がりにこだわりたい」という方は、プロの業者にオーダーメイドで依頼するのも賢い選択です。椅子の張り替えや、布製品のオーダーメイドを専門に行っている業者に相談してみましょう。

業者に依頼する最大のメリットは、その品質の高さです。採寸から縫製までプロが行うため、まるで既製品のような美しい仕上がりになります。

Webサイトから椅子の写真とサイズを送って簡単に見積もりが取れる業者も多いため、まずは気軽に問い合わせてみることをおすすめします。自作の難易度と、理想の仕上がりを天秤にかけ、最適な方法を選びましょう。

まとめ

この記事では、初心者でも挑戦しやすいパイプ椅子カバーの手作り方法をご紹介しました。手作りの一番のメリットは、お部屋のインテリアに合わせたり、汚れを隠したりと、機能性とデザイン性を両立できる点です。採寸から縫製までの手順は意外とシンプルで、扱いやすい生地を選べば、誰でも簡単にオリジナルのカバーを作れます。縫うのが苦手な方向けの簡単な方法も紹介しましたので、この記事を参考に、ぜひ世界に一つだけのパイプ椅子カバー作りに挑戦してみてください。

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