「校舎に『祝 全国大会出場』の懸垂幕を掲げたいけれど、どうやって取り付ければいいのだろう」「店舗の外壁に懸垂幕を設置したいが、注文するときに何を決めておけばいいのか分からない」とお困りではありませんか?

懸垂幕は、取り付ける場所や方法によって、必要な加工や適した生地が変わります。注文してから「取り付けられない」とならないよう、事前に設置方法を決めておくことが大切です。

この記事では、懸垂幕の主な取り付け方法と設置場所別の固定方法、注文前に決めておきたい加工や生地の選び方、安全に設置するための注意点をわかりやすく解説します。

懸垂幕の自動見積もり
目次

懸垂幕の主な取り付け方法

懸垂幕(けんすいまく)は、建物の壁面などに縦長に掲げる幕のことで、垂れ幕とも呼ばれます。代表的な取り付け方法は次の4つです。

① ハトメにロープや結束バンドを通して固定する

幕の周囲にハトメ(ひもを通す金属の穴)を付け、ロープや結束バンドで手すり・フェンス・壁のフックなどに固定する方法です。もっとも一般的で、比較的小さな懸垂幕や、手の届く場所への設置に向いています。

② 上下にパイプを通して吊るす

幕の上下を袋状に縫い、パイプを通して吊るす方法です。上のパイプで幕を支え、下のパイプが重りの役割をするため、幕がピンと張ってきれいに見えるのがメリットです。屋内の吹き抜けや、壁面に沿わせて吊るす場合によく使われます。

③ ロープを縫い込んで屋上などから吊るす

幕の周囲にロープを縫い込んで補強し、屋上や上階の手すりから吊り下げて、下端も固定する方法です。校舎や大型店舗の外壁など、大きな懸垂幕を高い場所に掲げる場合に用いられます。

④ 昇降装置を使って上げ下ろしする

商業施設や大型店舗など、懸垂幕を頻繁に掛け替える場所では、専用の昇降装置(ウインチなど)を導入していることも多いです。地上で幕を取り付けて巻き上げられるため、高所での作業が不要になり、安全に掛け替えられます。

設置場所別|懸垂幕の固定方法と生地の選び方

設置する場所によって、適した取り付け方法や生地は異なります。代表的な設置場所ごとの目安をまとめました。

設置場所主な取り付け方法おすすめの生地
校舎の外壁・屋上からロープ縫い込み+ハトメで上下を固定ターポリン/メッシュターポリン
店舗・ビルの外壁専用金具や昇降装置、ハトメで固定ターポリン(高所・強風ならメッシュ)
ベランダ・手すり・フェンスハトメに結束バンドやロープを通して固定ターポリン/薄手ターポリン
屋内の吹き抜け・壁面上下に袋縫い+パイプで吊るすトロマット/防炎生地
工事現場の足場ハトメに結束バンドで固定メッシュターポリン

屋外に常設するならターポリン

屋外に長期間掲げる懸垂幕には、雨や日差しに強いターポリンが適しています。ビニール系の生地で耐久性が高く、大型の懸垂幕では薄手ターポリンも人気です。ただし、折りたたみには向かないため、持ち運んで使う幕ではなく常設の幕として使いましょう。

高所や風の強い場所ならメッシュターポリン

建物の高い位置や風の強い場所では、細かな穴が開いたメッシュターポリンがおすすめです。風を通しやすく、一般的なターポリンより軽量なため、幕や取り付け部分にかかる負担を減らせます。

懸垂幕の価格の目安

サイズ(横×縦)生地価格(1枚・税込)
150×300cm薄手ターポリン16,800円
150×300cmメッシュターポリン19,770円
150×300cmターポリン22,250円
100×800cmターポリン35,650円

※2026年9月時点のアドマク価格表より。サイズ・生地・加工によって価格は変わります。最新の価格は垂れ幕・懸垂幕のページや自動見積もりでご確認ください。

注文前に決めておきたい懸垂幕の加工

懸垂幕を注文するときは、「どうやって取り付けるか」に合わせて加工を指定することが重要です。取り付け方法と加工が合っていないと、せっかく作った幕が設置できないこともあります。

ハトメ加工(無料)

ロープや結束バンドを通すための金属の穴です。アドマクでは無料で承っています。取り付け先のフックや手すりの位置に合わせて、ハトメの位置や数を指定しておくと設置がスムーズです。文字やロゴは、ハトメと重ならないよう仕上がりサイズから4cm以上内側に配置しましょう。

折り返し補強(無料)

幕の周囲を折り返して縫製し、強度を上げる加工です。周囲から破れにくくなり、二重になった部分にハトメを打てるため、屋外や大きなサイズの幕におすすめです。

袋縫い加工(無料)

幕の上下などを袋状に縫い、パイプや棒を通せるようにする加工です。特に指定がなければ袋の幅は5cmで製作し、直径3cm以下のパイプを通せます。使うパイプの直径を伝えれば、それに合わせて袋の幅を調整できます。

ロープ縫い込み補強

幕の周囲にロープを縫い込み、強度を高める加工です。屋上などから吊り下げる大型の懸垂幕や、長期間屋外に掲げる懸垂幕に適しています。ロープやパイプを使う加工は、部材費がかかるため有料になります。

サイズの大きい懸垂幕や、常設で長期間掲げる予定の懸垂幕の場合は、アドマクから補強方法をご提案することもあります。加工の詳細は加工についてをご確認ください。

「この取り付け方法ならどの加工がいい?」「風が強い場所だけど大丈夫?」といった仕様のご相談は、お問い合わせやLINEからお気軽にどうぞ。複数枚や大型の懸垂幕は見積もり依頼で価格のご相談も承ります。

懸垂幕を安全に設置するための注意点

高所や大型の懸垂幕は専門の業者に設置を依頼する

屋上から垂らすような大型の懸垂幕は、設置作業そのものが危険なうえ、万が一外れて落下すると大きな事故につながりかねません。高所への設置は、看板工事などを行う専門の業者に依頼しましょう。なお、アドマクでは懸垂幕の製作を承っており、取付金具の販売や設置工事は行っておりません。設置業者の取り付け方法を確認したうえで、それに合った加工をご指定ください。

強風・台風のときは取り外す

懸垂幕は面積が大きいため、強風を受けると幕や取り付け部分に大きな力がかかります。台風が近づいているときや強風が予想されるときは、事前に取り外すなどの安全対策を行いましょう。

定期的に幕と取り付け部分を点検する

屋外に長期間掲げていると、雨風や直射日光によって幕や取り付け部分が劣化します。ハトメまわりの破れやロープのゆるみがないか、定期的に確認しましょう。

屋外広告物の許可が必要な場合がある

屋外に懸垂幕を掲げる場合、内容や大きさ、地域によっては自治体の屋外広告物条例に基づく許可が必要になることがあります。詳しくは設置場所の自治体にご確認ください。許可については横断幕の設置に許可は必要?場所別のルールと注意点まとめでも解説しています。

横断幕の設置方法については初心者でもかんたん!横断幕の設置方法、垂れ幕の基本については3分で分かる垂れ幕もあわせてご覧ください。

まとめ

懸垂幕の主な取り付け方法には、ハトメにロープや結束バンドを通す方法、上下にパイプを通して吊るす方法、ロープを縫い込んで屋上から吊るす方法、昇降装置を使う方法があります。取り付け方法に合わせて、ハトメ・折り返し補強・袋縫い・ロープ縫い込み補強などの加工を注文前に決めておくことが大切です。屋外に常設するならターポリン、高所や強風の場所ならメッシュターポリンを選びましょう。高所や大型の懸垂幕の設置は専門の業者に依頼し、強風時の取り外しや定期的な点検も忘れずに行いましょう。

アドマクではオリジナル懸垂幕・横断幕・垂れ幕のデザイン制作を承っております。ご利用用途やサイズから費用を自動見積もりをすることもできますので、ぜひご確認ください!

「設置日に間に合わせたい」「複数の懸垂幕をまとめて注文したい」など、納期や価格のご相談も大歓迎です。短期制作相談窓口・見積もり依頼・LINEからお気軽にお問い合わせください。

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