イベントや店舗の集客で活躍するフライングバナーですが、「立て方がわからない」「風で倒れないか心配」といったお悩みはありませんか?

この記事では、準備するものから写真で見る詳しい組み立て方、屋外での風対策やコンクリート上での固定方法、さらには後片付けと保管方法まで、設置に関する全工程をわかりやすく解説します。

この記事を最後まで読めば、初心者の方でも迷わず、効果的にフライングバナーを活用できるようになります。

目次

フライングバナーの設置前に準備するもの

フライングバナーをスムーズに設置するために、まずは事前の準備をしっかりと行いましょう。商品が届いたらすぐに中身を確認し、設置場所の状況に合わせて必要な道具を揃えておくことで、当日の作業が格段に楽になります。

同梱されているパーツの確認

フライングバナーのセットには、複数のパーツが含まれています。商品が到着したら、まず全てのパーツが揃っているかを確認してください。

一般的なセットには、「バナー本体(旗)、分割式のポール、スタンド(土台)、そして持ち運び用の収納バッグ」が含まれています。

商品によってはパーツの構成が異なる場合があるため、必ず付属の取扱説明書と照らし合わせながら、不足や破損がないかをチェックしましょう。

設置場所の確認とあると便利な道具

フライングバナーを設置する場所を事前に確認しておくことは、安全と見栄えの両方にとって非常に重要です。周囲に人や車、障害物がないか、地面は平坦かなどをチェックしておきましょう。また、作業を安全かつ効率的に進めるために、以下の道具があると便利です。

「手を保護するための軍手、設置スペースを正確に測るためのメジャー」は準備しておくと安心です。

屋外の土の地面にスパイク式のスタンドを設置する場合は、「打ち込みを補助するゴムハンマー」が役立ちます。

【写真で解説】フライングバナーの基本的な設置方法

フライングバナーの設置は、実はとても簡単です。パーツの構造を理解すれば、誰でも短時間で組み立てることができます。

ここでは、最も一般的なタイプのフライングバナーを例に、写真付きで設置手順を4つのステップに分けて詳しく解説します。

ステップ① スタンドを準備する

まず、フライングバナーの土台となるスタンドを準備します。設置で最もよく使われるのが「Xベース」です。

2本のスタンド同士をクロスさせXの形になるように重ねます。重ねたら交差している中心の穴にねじを通します。器具などは必要ありません。ねじが回らなくなるまで手で回しましょう。

フライングバナーの組み立て方、ベース

ステップ② バナーをポールに通す

次に、分割されているポールを組み立て、バナー(旗)の生地を通していきます。ポールはしなりのあるグラスファイバー製が一般的で、数本を差し込んで一本の長いポールにします。

ポールの先端から、バナーの筒状になっている縫い込み部分(スリーブ)にゆっくりと通していきましょう。このとき、生地を傷つけたり破ったりしないよう、丁寧に作業するのがポイントです。

フライングバナーの組み立て方、ポール

ポールのカーブに沿って、最後までしっかりと通してください。

ステップ③ バナーをフックで固定する

ポールにバナーを通したら、バナーがずり上がらないように固定します。バナーの下部には、ポールに固定するためのループ状の紐が付いています。一方、ポール側の下部には、それを引っ掛けるためのフックや留め具があります。

フライングバナーの組み立て方、テンション

このフックにハトメや紐を引っ掛け、バナーに程よい張り(テンション)が生まれるように調整してください。張りすぎると生地が傷む原因になり、緩すぎると見た目が悪くなるため注意が必要です。

ステップ④ 組み立てたポールをスタンドに差し込む

最後に、バナーを取り付けたポールを、最初に準備したスタンドに差し込みます。スタンドの中央にはポールを差し込むための軸(ベアリング付きの回転パーツ)があります。ポールの根本を、この軸にまっすぐ奥までしっかりと差し込んでください。

フライングバナーの組み立て方、差し込む

正しく設置できると、ポールが風の向きに合わせて360度スムーズに回転します。この回転機能が風の抵抗を受け流し、バナー本体やスタンドの破損、転倒を防ぐ重要な役割を果たします。これでフライングバナーの設置は完了です!

【場所別】フライングバナーを設置する際の注意点!

フライングバナーは設置場所によって注意すべきポイントが異なります。屋外・屋内・地面の状況に合わせた対策を知り、安全かつ効果的に活用しましょう。

屋外で設置する場合の風対策

屋外でフライングバナーを設置する際に最も注意すべき点は、風による転倒や破損です。特に、のぼり部分の面積が大きいため風の影響を受けやすく、安全対策が不可欠です。

基本的な対策として、注水式のウェイト(重り)を必ず使用しましょう。タンクに水を満タンに入れることで、スタンドが安定し、多少の風ではぐらつかなくなります。設置場所が土や芝生の場合は、付属のペグを地面に打ち込んで固定すると、さらに安定性が増します。

ただし、強風注意報や警報が発令されている場合や、風が非常に強い日には、安全を最優先し設置を中止する判断も重要です。万が一、歩行者などに接触すると大きな事故につながる可能性があります。

屋内で設置する場合のスペース確保

屋内での設置は天候に左右されませんが、スペースの確保が重要です。フライングバナーは高さがあるため、まず設置場所の天井高を確認してください。照明器具や空調設備に接触しないか、事前にメジャーなどで測定しておくと安心です。

また、バナーが回転することも考慮し、周囲には十分なスペースを確保しましょう。人通りの多い通路や出入り口付近に設置すると、通行の妨げになったり、来場者がぶつかって転倒したりする危険があります。壁際や部屋の角など、人の動線を邪魔しない場所を選ぶのがおすすめです。

アスファルトやコンクリートでの設置方法

駐車場やイベントスペースなど、アスファルトやコンクリートの上で設置する場合、地面にペグを打ち込むことができません。そのため、スタンドの安定性を確保することがより一層重要になります。

この場合、十字スタンドやプレート型スタンドに、注水式のウェイト(ウォーターバッグ)を乗せて固定するのが基本的な方法です。風の影響を考慮し、必ず規定量の水を入れて重量を確保してください。複数のウェイトを重ねて使用すると、さらに安定感が高まります。

設置する際は、できるだけ平坦で傾斜のない場所を選びましょう。地面に凹凸があるとスタンドが不安定になり、転倒のリスクが高まります。安全のため、定期的にスタンドの状態を確認することも忘れないでください。

フライングバナーの正しい片付け方と保管方法とは?

フライングバナーを長持ちさせるためには、設置だけでなく片付け方や保管方法も重要です。イベントやキャンペーンが終了した後の正しい手順を覚え、バナーの劣化や破損を防ぎましょう。

フライングバナーの片付け(撤去)手順

フライングバナーの片付けは、基本的に設置した時と逆の手順で行います。風が強い日はバナーが煽られて危険なため、作業は慎重に行ってください。

まず、組み立てたポールをスタンドからゆっくりと引き抜きます。次に、バナーの下部を固定しているフックやストッパーを外し、ポールからバナーを丁寧に抜き取ります。

最後に、ポールを縮めて、スタンドやポール、バナーをそれぞれ収納します。各パーツに付着した土や砂、水分はその場で軽く拭き取っておくと、後の手入れが楽になります。

バナーを長持ちさせる保管前の手入れ

収納する前には、必ずバナーの手入れを行いましょう。屋外で使用した場合、目に見えない砂埃や排気ガスの汚れが付着しています。そのまま保管すると、汚れが原因で生地が傷んだり、カビが発生したりする可能性があります。

手入れの基本は、乾いた柔らかい布で表面の汚れを優しく拭き取ることです。汚れがひどい場合は、固く絞った濡れタオルで拭き取ります。ただし、洗剤を使用すると色落ちや生地を傷める原因になるため、原則として水拭きまでにしてください。

拭き掃除の後は、必ず風通しの良い日陰で完全に乾燥させましょう。濡れたまま保管すると、カビや色移りの原因となります。

劣化を防ぐ正しい保管方法

手入れが終わったフライングバナーは、適切な環境で保管することが品質維持の鍵です。保管場所は、直射日光が当たらず、高温多湿にならない屋内を選びましょう。倉庫や物置などが最適です。

バナー生地は、折りたたむとシワや折り目がつき、デザインが損なわれる原因になります。購入時に付属していた収納袋に入れる際は、きつく折りたたむのではなく、緩やかに巻いて収納するのがおすすめです。ポールやスタンドなどのパーツも専用のケースにまとめ、上に重いものを乗せないように注意してください。正しく保管することで、次回の使用時にも美しい状態でフライングバナーを活用できます。

まとめ

フライングバナーの設置は、パーツを確認し、手順通りに組み立てれば誰でも簡単に行えます。しかし、最も重要なのは設置場所に応じた安全対策です。屋外では転倒を防ぐための風対策、屋内では十分なスペース確保が欠かせません。特にアスファルトなど硬い地面では、注水式のウエイトなど専用の重りを使用することが安全な設置の結論です。正しい片付けと保管で、バナーを長持ちさせましょう。この記事を参考に、安全かつ効果的にフライングバナーを設置してください。

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