1万円台でも売上アップ?フライングバナーの驚くべき効果とは

フライングバナー 効果

店頭やイベントで「もうひと押し集客したい」とお感じではありませんか? 実は、“風になびく”だけで思わず目を奪われる──そんなフライングバナーが、低コストながらしっかりと効果を発揮してくれるのです。
本記事では、フライングバナーの基本からのぼり旗との違い、業種別の活用事例、さらには失敗しない選び方やデザインのコツまでを丁寧にご紹介いたします。
売上アップを目指す方にとって、きっとヒントになるはずです。

目次

そもそもフライングバナーとは?まず知りたい基本と特徴

フライングバナーとは、ヨットの帆や鳥の翼のような、独特の曲線を描く形状が特徴的な広告媒体です。そのスタイリッシュな見た目と、風を受けてしなやかに動く様子から「スウィングバナー」や「セイルバナー」とも呼ばれます。

まずは、フライングバナーがどのようなもので、なぜこれほどまでにアイキャッチ効果が高いのか、その基本構造と一般的なのぼり旗との違いから見ていきましょう。

風になびいて目立つ!フライングバナーの仕組みと基本構造

フライングバナーの最大の特徴は、風を巧みに利用して「動き」を生み出すその構造にあります。主に「専用ポール」「バナー生地」「スタンド(土台)」の3つのパーツで構成されており、それぞれが重要な役割を担っています。

  • 専用ポール: グラスファイバーなどの柔軟性と強度を兼ね備えた素材で作られています。このポールがしなることで、バナー生地が常に張られた状態を保ち、美しい曲線を描きます。
  • バナー生地: 軽くて丈夫なポリエステル系の生地が一般的です。ポールのカーブに沿って裁断・縫製されており、風を受けると回転したり、しなやかに揺れたりして動きを生み出します。
  • スタンド(土台): 設置場所に応じて様々な種類があります。屋内外で使える注水式のウエイトタイプや、地面に直接固定するスパイクタイプなどがあり、安定してバナーを支えます。

これらのパーツが組み合わさることで、無風時でも生地が垂れ下がることなくデザインをしっかりと見せることができ、少しの風でも洗練された動きで周囲の注目を集めることが可能になります。

一般的なのぼり旗との違い

店舗やイベントの広告ツールとして最もポピュラーな「のぼり旗」とフライングバナーは、似ているようで多くの違いがあります。

まず見た目の違いとして、のぼり旗は四角い形状で、ポールの片側に固定されているのが一般的です。一方、フライングバナーは洗練されたフォルムが通行人の視線を引きつけやすく視認性ががより高い効果を発揮します。

また設置の安定性や使用シーンではのぼり旗は簡易的に設置できるものの、風が強いとバタついて倒れたりすることもあります。それだけでなく生地を竿通しに通して使用するため強風で折れて壊れることも多々あります。しかしフライングバナーは、ポールがカーブしてバナーをピンと張る構造になっており、専用スタンドや注水ベースでしっかり固定するため、屋外でも安定性が高くなっています。

さらに、印刷の自由度にも差があります。のぼり旗は基本的に片面印刷で、裏側にデザインが反転して見える程度ですが、フライングバナーは両面印刷も可能で、表裏に異なる情報を掲載することも可能です。

このように、フライングバナーは従来ののぼり旗が持つ課題を解決し、より高いデザイン性とアイキャッチ効果を追求した販促ツールと言えます。

本当に目立つ?フライングバナーの効果とは

「フライングバナーを設置しても、本当に効果があるの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。しかし、フライングバナーは従来ののぼり旗とは一線を画す、優れた集客・販促効果を持っています。ここでは、フライングバナーがもたらす3つの具体的な効果について詳しく解説します。

洗練されたデザインによるブランディング効果

フライングバナーは、そのスタイリッシュな形状自体が優れたデザイン要素となります。ティアドロップ型やP型といった独特のフォルムは、従来ののぼり旗が持つ「特売」や「安売り」といったイメージとは異なり、洗練された印象を与えます。そのため、カフェや美容室、アパレルショップ、カーディーラーといった、店舗の世界観やブランドイメージを大切にする業種に最適です。コーポレートカラーやロゴを効果的に配置することで、単なる広告物としてではなく、企業や店舗の価値を高めるブランディングツールとして機能し、顧客に先進的でおしゃれなイメージを浸透させることができます。

通行人の視線を引きつける“動き”と“高さ”の強み

フライングバナーが人の目を引く最大の理由は、その「動き」と「高さ」にあります。フライングバナーは風を受けてしなやかに揺れ動くため、通行人の視線を自然に集める高いアイキャッチ効果を発揮します。さらに、一般的なのぼり旗よりも高く設置できるため、人混みの中でも埋もれることなく、遠くからでもその存在をアピールできます。この2つの要素の相乗効果が、他の広告物にはない圧倒的な注目度を生み出すのです。

設置するだけで集客導線に!イベント会場などでの優れた誘導効果

広大なイベント会場や多くの店舗が立ち並ぶ商業施設では、自社のブースや店舗を見つけてもらうこと自体が最初のハードルです。フライングバナーは、その高さと視認性から「目印」としての役割を効果的に果たします。例えば、東京ビッグサイトや幕張メッセのような大規模な展示会で、遠くからでも見えるフライングバナーがあれば、来場者はそれを目指して迷うことなくブースにたどり着けます。これは、人の流れを自然に自社ブースへと導く強力な集客導線となり、機会損失を防ぎます。

【業種別】フライングバナーの効果的な活用事例

フライングバナーは、様々な業種で強力な集客ツールとなります。ここでは、具体的な業種別に、フライングバナーを最大限に活用するための効果的な事例とデザインのポイントをご紹介します。

展示会や屋外イベントでの活用事例

多くの企業や団体が集まる展示会、音楽フェス、スポーツイベントなどの大規模な催しでは、来場者に自社のブースやエリアをいかにして見つけてもらうかが成功の鍵となります。フライングバナーの高さと動きは、遠くからでも自社の存在をアピールする「目印」として絶大な効果を発揮します。

広い会場内で埋もれてしまうことなく、ブースへのスムーズな誘導を実現し、集客の機会損失を防ぎます。特に、企業ロゴやブランドカラーを大胆に配置したデザインは、ブランディングと認知度向上に大きく貢献します。

目的デザインのポイント期待できる効果
自社ブースへの誘導企業ロゴやブース番号を大きく記載。遠くからでも認識できるシンプルなデザイン。来場者が迷わずブースにたどり着ける。
新製品・サービスのPR製品名やキャッチコピーを簡潔に表示。製品イメージの写真を活用。ブース訪問前の興味喚起、商談のきっかけ作り。
ブランドイメージ向上ブランドカラーやキービジュアルを全面に使用し、世界観を統一。競合との差別化、先進的・活動的な企業イメージの醸成。

飲食店やカフェでの活用事例

飲食店やカフェにとって、店の前を通りかかる人々の足を止め、入店へとつなげることが重要です。フライングバナーは、店頭でのアイキャッチとして機能し、「ここに美味しいお店がある」ということを瞬時に伝えます。

特に「テイクアウトOK」といった具体的な情報を発信することで、利用シーンをイメージさせ、入店のきっかけを作り出します。風になびく動きが活気や賑わいを演出し、お店の魅力を高める効果も期待できます。

訴求内容デザインのポイント期待できる効果
ランチ・ディナー営業「LUNCH」「営業中」などのキーワードと時間を大きく表示。代表的なメニューの写真を掲載。通行中の潜在顧客へのアピール、入店率の向上。
テイクアウト・デリバリー「TAKE OUT OK」「お持ち帰り」のアイコンや文字を目立たせる。中食需要の取り込み、売上チャネルの拡大。
新メニュー・限定商品シズル感のある写真を大きく使用。「新登場」「期間限定」といった言葉で特別感を演出。リピーターへの訴求、新規顧客のトライアル促進。

アパレルショップや小売店での活用事例

アパレルショップや雑貨店などの小売店では、セール情報や新商品の入荷を効果的に伝え、ウィンドウショッピング中の顧客を入店へと導く必要があります。フライングバナーは「NEW ARRIVAL」といった最も伝えたい情報をダイレクトに訴求するのに最適です。

また、単なる情報伝達ツールとしてだけでなく、ブランドイメージを表現する媒体としても活用できます。季節ごとのキービジュアルやブランドロゴをスタイリッシュに配置することで、店舗全体の雰囲気を高め、ブランドのファンを増やすことにもつながります。

目的デザインのポイント期待できる効果
セール・キャンペーン告知「SALE」「MAX 50% OFF」など割引率を大きく、インパクトのある色で表示。高い集客効果、衝動買いの促進。
新商品・注目アイテムの紹介「NEW ARRIVAL」の文字と商品を着用したモデルの写真を組み合わせる。トレンドに敏感な顧客層へのアピール、目的買いの促進。
ブランディングブランドロゴやコンセプトをシンプルに表現。洗練されたフォントや配色を意識。店舗の格上げ、ブランドイメージの向上と定着。

失敗しない!フライングバナーの選び方と伝わるデザインのコツ

フライングバナーは、そのユニークな形状と動きで高い訴求力を持ちますが、効果を最大限に引き出すには「選び方」と「デザイン」が重要です。ここでは、目的や設置場所に合わせた最適なフライングバナーを選び、通行人の心をつかむデザインを作成するための具体的なコツをご紹介します。

目的に合わせた形状の種類と選び方

フライングバナーには、主に「ティアドロップ型」と「セイル型(Pバナー型)」の2種類があります。それぞれの形状に特徴があるため、伝えたい内容やブランドイメージに合わせて選ぶことが大切です。

形状の種類特徴おすすめの用途
ティアドロップ型(涙型)丸みを帯びた形状で、風を受けてもデザイン面が広がりやすく、ロゴやイラストが大きく見せやすいのが特徴です。優しく、おしゃれな印象を与えます。カフェ、アパレルショップ、美容室、住宅展示場、ブランドイメージを重視するイベントなど
セイル型(Pバナー/スウィーパー型)ヨットの帆のような縦長の形状で、スタイリッシュで躍動感のある印象を与えます。縦長のスペースを活かして、複数の文字情報を入れやすいのが特徴です。スポーツイベント、カーディーラー、セール告知、駐車場や会場の入り口案内など

設置場所に最適なサイズと素材の選び方

フライングバナーは、設置する場所の環境によって最適なサイズや素材が異なります。特に屋外で使用する場合は、天候の変化にも配慮して選びましょう。

サイズの選び方

フライングバナーは、S・M・Lといったサイズ展開が一般的です。設置場所によって最適なサイズは異なり、たとえば屋内であれば天井の高さや周囲の展示物とのバランス、そして来場者の目線に入る高さを考慮して、SサイズまたはMサイズがよく選ばれます。特に訴求したい内容が人の目線にくるように調整することで、視認性が高まり効果的です。

一方で、屋外(店舗前やイベント会場など)では、遠くからでもしっかり目立つように、MサイズやLサイズのような大きめのバナーが推奨されます。建物や他の広告物に埋もれない高さが必要なためです。ただし、大きなサイズは風の影響も受けやすくなるため、設置の際には専用の注水式ウェイトや杭などでしっかり固定できるかどうかも確認しておくことが大切です。

素材の選び方

フライングバナーの生地には、主に「ポンジ」というポリエステル系の素材が使われます。薄手で軽く、インクの発色が良いのが特徴です。裏側にもデザインが透ける「裏抜け」という効果があり、どちらから見ても内容を認識しやすくなっています。屋外で長期間使用する場合は、より厚手で耐久性の高い生地(トロピカルなど)を選ぶと良いでしょう。

遠くからでも伝わるデザインの3つのコツ

フライングバナーは、通行人が一瞬で内容を理解できるデザインにすることが成功の鍵です。以下の3つのコツを意識して、伝わるデザインを作成しましょう。

1. 情報を詰め込まず、メッセージを絞る

最も伝えたいことは何ですか?「SALE」「OPEN」「イベント名」「店名」など、メッセージは1つか2つに絞り込みましょう。多くの情報を詰め込むと、かえって何も伝わらなくなります。文字はできるだけ大きく、太くデザインするのが基本です。

2. 視認性の高い配色を意識する

遠くからでも目立たせるには、背景色と文字色のコントラスト(明度差)が非常に重要です。「黒地に黄色文字」「紺地に白文字」のように、はっきりと区別できる色の組み合わせを選びましょう。ブランドカラーを使う場合も、文字が背景に埋もれてしまわないよう、縁取りをするなどの工夫が必要です。

3. 可読性の高いフォントを選ぶ

おしゃれな筆記体や細い明朝体は、フライングバナーには不向きです。遠くからでもはっきりと読める、太めのゴシック体や丸ゴシック体を選びましょう。誰にとっても読みやすく、力強い印象を与えるフォントが最適です。

導入前に確認!フライングバナーの注意点とデメリット

魅力的なフライングバナーですが、導入前に知っておくべき注意点も存在します。後悔しないために、以下のポイントを必ず確認しておきましょう。

  • 強風対策が必須:特に屋外では、注水式のウェイト(重り)や地面に打ち込むペグ(杭)が不可欠です。対策を怠ると、バナーが倒れて人や物に損害を与える危険性があります。
  • 設置スペースの確保:フライングバナーは風を受けて回転するため、周囲の壁や通行人、商品などに接触しない十分なスペースが必要です。回転半径を考慮して設置場所を決めましょう。
  • 公道への設置は原則禁止:店舗前の歩道など、公道上にフライングバナーを設置することは、道路交通法や各自治体の屋外広告物条例で規制されている場合がほとんどです。必ず敷地内に設置してください。
  • 初期コスト:一般的なのぼり旗と比較すると、専用ポールやスタンドが必要なため、初期費用は高くなる傾向があります。

まとめ

フライングバナーは、その動きと高さで視線をしっかりと集める、今注目の販促アイテムです。のぼり旗とはひと味違うスタイリッシュなデザインで、店舗や企業のイメージアップにもつながります。イベントでの目印としてはもちろん、飲食店や小売店などでも活用シーンはさまざまです。本記事で解説した選び方のポイントや、遠くからでも伝わるデザインのコツを押さえることで、低コストながら売上アップにつながる強力な味方となれば幸いです。

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