【安全に!】のぼり旗の風対策ガイド!場所に応じた選び方&設置方法を解説

のぼり旗 風対策

店舗やイベントの集客に欠かせないのぼり旗ですが、風で倒れたり飛ばされたりして危険な思いをした経験はありませんか?

のぼり旗の風対策は、通行人の安全を確保し、旗や備品の破損によるコスト増を防ぐために絶対に必要です。

この記事では、今日からできる基本的な対策から、風に強いのぼり旗・ポール・スタンドの選び方、さらにはコンクリートや土といった設置場所別の最適な設置方法まで、プロが徹底的に解説します。

正しい知識で安全対策を万全にし、安心してのぼり旗の効果を最大限に引き出しましょう。

目次

なぜのぼり旗に風対策は必須なの?

ここでは、のぼり旗の風対策がなぜ「必須」なのか、その2つの大きな理由を詳しく解説します。

通行人の安全確保と事故防止のため

のぼり旗の風対策で最も優先すべきなのは、お店の前を通る人や近隣住民の安全を守ることです。

対策が不十分なのぼり旗は、風によって以下のような危険な状況を引き起こす可能性があります。

  • のぼり旗が根元から倒れ、歩行者や自転車にぶつかる
  • 強風でポールが折れ、破片が飛散する
  • スタンドごと飛ばされて車道に転がり、交通事故を誘発する

万が一、のぼり旗が原因で人にケガをさせてしまったり、他人の物を壊してしまったりした場合、お店の信頼を大きく損なうだけでなく、損害賠償問題に発展するケースも考えられます。風の強さとそれに伴う危険度の目安を理解し、常に安全を第一に考えましょう。

風の強さ(目安)のぼり旗への影響と危険度
やや強い風(風速10m/s〜)のぼり旗が激しくはためき、ポールが大きくしなります。スタンドの種類によっては転倒のリスクが高まります。
強い風(風速15m/s〜)ポールが折れたり、注水台などのスタンドごと飛ばされたりする危険性が非常に高くなります。
非常に強い風(風速20m/s〜)のぼり旗の設置は極めて危険です。重大な物損事故や人身事故につながる恐れがあるため、直ちに撤去してください。

のぼり旗や備品の破損によるコスト増を防ぐため

風による影響は、安全面だけでなく経済的な負担にも直結します。風の力を受け続けたのぼり旗や関連備品は、想定よりも早く劣化・破損してしまい、買い替えのサイクルを早める原因になります。

適切な風対策を怠ると、以下のようなパーツがダメージを受けやすくなります。

破損しやすい箇所起こりうる事象
のぼり旗(布地)風で激しくあおられることで、生地の端からほつれたり、ポールと擦れて破れたりします。
ポール(竿)強い負荷がかかり続けることで、しなりに耐えきれず折れたり、接続部分が破損したりします。
スタンド(土台)転倒を繰り返すことで、注水タンクにひびが入って水漏れを起こしたり、部品が摩耗・破損したりします。

たとえ安価な備品であっても、破損のたびに買い替えていては、長期的に見て大きなコスト増につながります。しっかりとした風対策を一度行っておくことは、備品を長持ちさせ、結果的にコストを抑えることにもつながるのです。

今日からできる!のぼり旗の基本的な風対策方法!

高価な専用アイテムを導入する前に、まずは基本に立ち返ってみましょう。のぼり旗を設置する「場所」と「方法」を少し工夫するだけで、風によるトラブルは大幅に減らせます。

ここでは、誰でも今日から実践できる基本的な風対策のポイントをご紹介します。

どこに立てる?風の影響を受けにくい設置場所の選び方

のぼり旗をどこに設置するかは、風対策の第一歩です。

同じ敷地内でも、場所によって風の強さは大きく異なります。風の影響を受けにくい場所を選んで、のぼり旗が倒れるリスクを最小限に抑えましょう。

  • 建物の壁際や角に設置する
    建物自体が風よけの役割を果たしてくれるため、風の影響を直接受けにくくなります。特に、風上側の壁際は効果的です。ただし、ビルとビルの間など、かえって風が強くなる「ビル風」が発生する場所は避けるように注意してください。
  • 植え込みや塀の近くを選ぶ
    建物と同様に、植え込みや塀なども風を遮る障害物になります。これらの近くに設置することで、のぼり旗にあたる風を和らげることができます。ただし、通行の妨げになったり、景観を損ねたりしないよう配慮が必要です。
  • 風の通り道を避ける
    広々とした駐車場の真ん中や、見通しの良い道路沿いなどは、風が遮られることなく吹き抜ける「風の通り道」になりがちです。このような場所は極力避け、少しでも風が遮られる場所を探しましょう。

のぼり旗が倒れにくい正しい設置方法

設置場所を選んだら、次は正しい方法でのぼり旗を立てることが重要です。ちょっとしたひと手間で安定性が格段にアップします。

以下のチェックリストを参考に、設置方法を見直してみてください。

チェック項目ポイントと理由
スタンドは水平な場所に置く地面が傾いていると重心がずれてしまい、わずかな風でも倒れやすくなります。できるだけ平らな場所を選び、もし傾斜がある場合は、薄い板などを下に敷いて水平を保つ工夫をしましょう。
ポールをスタンドに奥まで差し込むポールの差し込みが浅いと、上部が大きく揺れてしまい、転倒の原因になります。スタンドの差込口の一番奥まで、ポールを「カチッ」と音がするまでしっかりと差し込んでください。
注水式スタンドの水は満タンにする「持ち運びが重いから」と水の量を減らしていませんか?水の量が少ないと、スタンド本来の重さを発揮できず、簡単に倒れてしまいます。特に風が強い日は、必ず水を満タンまで入れて安定させましょう。

これらの基本的な対策を徹底するだけでも、のぼり旗の安全性は大きく向上します。まずはご自身の設置状況が適切かどうか、一度確認してみることをおすすめします。

ここで差が出る!のぼり旗の風対策アイテムと選び方

のぼり旗の風対策は、設置方法の工夫だけでなく、使用するアイテム選びも非常に重要です。風に強いのぼり旗・ポール・スタンドを選ぶことで、安全性と耐久性が格段に向上します。

ここでは、それぞれのアイテム選びのプロの視点を詳しく解説します。

のぼり旗本体の選び方

のぼり旗の「生地」や「加工」にこだわるだけで、風の影響を大きく減らすことができます。風が強い場所で設置する際は、ぜひチェックしてみてください。

風を受け流す「スリット加工」や「メッシュ生地」

風の抵抗を物理的に減らす工夫が施されたのぼり旗が効果的です。代表的なものに「スリット加工」と「メッシュ生地」があります。

  • スリット加工: のぼり旗の生地に数カ所の切れ込みを入れる加工です。この切れ込みから風が通り抜けるため、旗が大きくあおられるのを防ぎ、ポールへの負担を軽減します。
  • メッシュ生地: 生地全体が網目状になっているタイプです。風が生地そのものを通り抜けるため、風の抵抗を大幅にカットできます。通常のポンジ生地に比べて印刷の鮮やかさは少し劣りますが、風が常に強い場所には最適です。

風の抵抗が少ない「スリムタイプ」や「ショートタイプ」

のぼり旗は、サイズが小さいほど風を受ける面積が少なくなり、倒れにくくなります。一般的なサイズ(横60cm×縦180cm)のほかに、以下のようなコンパクトなサイズも検討しましょう。

  • スリムのぼり: 横幅が45cmと細身のタイプ。スタイリッシュな印象を与えつつ、風の抵抗を抑えます。
  • ショートのぼり: 縦の長さが150cm程度の短いタイプ。高さが抑えられるため、風の影響を受けにくくなります。

ほつれを防ぐ「三つ巻縫製」などの補強加工

のぼり旗は風にあおられることで、生地の端からほつれやすくなります。標準的な「ヒートカット」という熱処理による裁断でもほつれにくくはなっていますが、より耐久性を求めるなら「三つ巻縫製」がおすすめです。これは、生地の四辺を折り返してミシンで縫う補強方法で、強度が増し、風による生地の損傷を長期間防ぎます。

のぼり旗ポールの選び方

のぼり旗を支えるポールは、風対策の要です。風によってポールがしなったり、折れたりするのを防ぐために、通常のものより頑丈な「強風用ポール」を選びましょう。

通常ポールとの違いは?「強風用ポール」の特徴

強風用ポールは、通常のポールに比べて以下の点が強化されています。

  • 太い直径: ポールのパイプ直径が太く設計されています(例: 通常22mm→強風用25mm)。これにより、ポール全体の剛性が高まり、強風を受けてもしなりにくくなります。
  • 肉厚な素材: パイプの素材自体が肉厚になっており、物理的な強度が高められています。
  • 強化された横棒(かんざし): のぼり旗の上部を通す横棒も、折れにくい丈夫な素材や構造になっています。

ポール選びのチェックポイント

風の強い場所や、交通量の多い道路沿いなど、安全性が特に求められる場所では強風用ポールの使用を強く推奨します。それぞれの特徴を比較して選びましょう。

種類特徴
通常ポール軽量で扱いやすい。比較的安価。
強風用ポール太くて頑丈。折れにくく、耐久性が高い。

のぼり旗スタンド(土台)の選び方

スタンドは、のぼり旗全体の安定性を決める最も重要なパーツです。設置場所の状況や風の強さに合わせて、最適な重量と形状のスタンドを選びましょう。

定番の「注水式スタンド」は重量で選ぶ

水や砂を入れて重りにする「注水式スタンド」は、最もポピュラーなタイプです。ポイントは、タンクの容量(=満水時の重量)です。風の強い場所では、より大容量で重量のあるモデルを選びましょう。

  • 11Lタイプ: 比較的軽量で持ち運びやすいですが、風対策としては不十分な場合があります。風の弱い場所向けです。
  • 16L~20Lタイプ: 一般的な屋外設置で広く使われるタイプです。満水時には20kg近い重量になり、安定性が高まります。風対策の基本として、このクラス以上の重量を選ぶのがおすすめです。

さらに安定性を高めたい場合は、スタンドの上に乗せて使用する「ドーナツ型」などの追加ウェイト(重り)を併用すると、より安全です。

より安定性を求めるなら「コンクリート・鉄製スタンド」

常に同じ場所にのぼり旗を設置する場合や、注水式では不安なほどの強風が吹く場所では、コンクリート製や鉄製のスタンドが最適です。これらは20kg以上の重量があり、非常に高い安定性を誇ります。持ち運びには不便ですが、一度設置すれば簡単には転倒しません。

スタンド選びの比較表

設置場所や目的に合わせて、最適なスタンドを選びましょう。

スタンドの種類重量目安メリットデメリット
注水式スタンド (11L)約10kg軽量で持ち運びやすい、安価風に弱い、安定性に欠ける
注水式スタンド (16L以上)約16kg~20kg安定性と扱いやすさのバランスが良い満水時は重く移動が大変
コンクリート・鉄製スタンド約20kg~30kg非常に安定性が高く、転倒しにくい重くて移動が困難、比較的高価

【設置場所別】のぼり旗の風対策のポイント!

のぼり旗を設置する場所の地面は、アスファルト、土、砂利など様々です。それぞれの環境に最適な風対策を行うことで、のぼり旗の転倒リスクを大幅に減らすことができます。

ここでは、代表的な設置場所ごとの対策ポイントを具体的に解説します。

アスファルトやコンクリートでの設置方法

店舗の前や駐車場など、硬い地面でのぼり旗を設置する際は、重しとなるスタンド(土台)選びが最も重要です。平らで安定した場所に設置し、通行の妨げにならないよう配慮しましょう。

項目対策のポイント
推奨アイテム注水式スタンド(ウェイト)が基本です。満水時の重量が10kg以上のもの、風が強い場所では20kgクラスの大型タイプを選ぶとより安心です。
設置のコツスタンドに水や砂を満タンまで入れ、キャップをしっかり閉めます。水量が少ないと重心が高くなり、わずかな風でも倒れやすくなります。ポールはスタンドの奥まで確実に差し込んでください。
強風時の追加対策既存のスタンドの上に、さらに重しとして「重ねウェイト」を置いたり、コンクリートブロックや土のうを乗せたりすると安定性が格段に向上します。

特に、人通りの多い歩道沿いに設置する場合は、万が一の転倒が大きな事故につながる可能性があります。重量のあるスタンドを選び、定期的に水の量や設置状態を確認する習慣をつけましょう。

土や砂利の地面での設置方法

イベント会場や工事現場、田畑の脇など、地面が土や砂利の場合は、地面に直接打ち込むタイプのスタンドが有効です。地面の状態に合わせて、適切なアイテムを選びましょう。

項目対策のポイント
推奨アイテム「杭(くい)式スタンド」や「スクリュー式スタンド」が最適です。地面に深く差し込める長さのあるものや、抜けにくい形状のものを選びましょう。
設置のコツハンマーなどを使って、地面に対して垂直に、奥深くまでしっかりと打ち込みます。斜めに打ち込むと、風の力を受けた際に回転してしまい、簡単に抜けてしまう原因になります。
注意点地面の下に水道管やガス管などの埋設物がないか、事前に必ず確認してください。不明な場合は、この設置方法を避けるのが賢明です。また、雨上がりなどで地面がぬかるんでいると抜けやすくなるため、こまめな点検が必要です。

フェンスや壁に取り付ける場合の注意点

のぼり旗を立てるスペースがない場合に便利なのが、フェンスや壁面への取り付けです。ただし、取り付け先の強度や周囲の安全に最大限の配慮が求められます。

項目対策のポイント
推奨アイテム耐候性の高い結束バンドや、錆に強いステンレス製の専用取り付け金具を使用します。
設置のコツポールが風で回転したり外れたりしないよう、必ず上下2箇所以上をしっかりと固定します。1箇所だけの固定は非常に危険です。
最も重要な注意点まず、フェンスや壁の所有者・管理者に必ず許可を取りましょう。また、のぼり旗が風を受ける力は想像以上に強く、古いブロック塀や強度の低いフェンスでは破損・倒壊の原因になりかねません。取り付け先の強度を十分に確認してください。

取り付け後は、のぼり旗が通行の妨げになったり、強風時にバタバタと音を立てて近隣の迷惑になったりしないかも確認しましょう。安全とマナーを守って設置することが大切です。

Q&A|のぼり旗の風対策に関するよくある質問

のぼり旗の風対策について、お客様から寄せられることの多い質問にお答えします。いざという時に慌てないよう、事前に確認しておきましょう。

台風や強風予報が出た場合の対処法は?

結論から言うと、安全を最優先し、速やかにのぼり旗を撤去・収納してください。

「このくらいなら大丈夫だろう」という油断が、思わぬ事故につながる可能性があります。天気予報で強風注意報や暴風警報が発表された場合は、営業中であっても必ず片付けるようにしましょう。

特に台風が接近している際は、風が強まる前に早めに対応することが重要です。のぼり旗が飛ばされて人や物に当たると大変危険ですし、ポールやスタンドが破損して余計なコストがかかる原因にもなります。

撤去の判断基準と対応の目安を以下にまとめました。

風の状況・予報推奨される対応
普段より風が強いと感じる日注水台の水量や重りの状態を再確認し、設置場所に問題がないかチェックします。
強風注意報 発令時原則として、のぼり旗を撤去・収納します。特に周囲に障害物がない場所では、横風の影響を強く受けるため注意が必要です。
台風接近・暴風警報 発令時必ずのぼり旗、ポール、スタンドをすべて撤去し、屋内の安全な場所へ保管してください。

撤去したのぼり旗は、ポールから外し、汚れを軽く拭き取ってから畳んで保管すると、生地の傷みを防ぎ、次に使うときもきれいです。ポールやスタンドも屋内に収納し、次の設置に備えましょう。

アスファルトが高温になる夏場は、注水台の水量に影響はある?

はい、影響があります。

夏場の強い日差しで熱せられたアスファルトの上に注水台(水を入れて重りにするタイプの土台)を置くと、中の水が蒸発しやすくなります。

水が蒸発して量が減ると、スタンド全体の重量が軽くなり、風に対する安定性が低下します。満水時には耐えられた風でも、水量が減っていると簡単に倒れてしまう危険性があるため、注意が必要です。

対策として、夏場は特に注水台の水量をこまめにチェックする習慣をつけましょう。少なくとも週に一度はキャップを開けて中を確認し、水が減っていれば満水まで補充してください。これにより、意図せずスタンドが軽くなってしまうのを防ぎ、安全性を維持できます。

まとめ

のぼり旗の風対策は、通行人の安全確保や事故防止のために欠かせません。また、旗やポールの破損によるコスト増を防ぐ上でも極めて重要です。基本的な対策として、風の通り道を避けた設置場所選びと、ポールやスタンドを確実に固定する正しい設置方法が挙げられます。さらに、風抜き加工が施された旗本体や、十分な重量のある注水式スタンドなど、設置環境に適したアイテムを選ぶことで、より安全性を高めることができます。本記事で解説したポイントを実践し、安全かつ効果的にのぼり旗を活用しましょう。

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