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横断幕を作るにあたり知っておきたいこと

横断幕とはその名の通り横に長い幕のことを指します。
横幕とも呼ばれることもありますが、基本的には横断幕やバナーと呼ばれます。
スポーツの応援や公共の場所など実に多くのところで目にします。
使用環境や条件などを考慮して横断幕制作で失敗しない方法についてお伝えします。
【目次】


 

横断幕とはどんなもの?

横断幕(おうだんまく)とは横長の生地に文字や写真・イラストなどを書いて多くの人に見てもらう為のツールです。
主にイベントの告知、スポーツ観戦などに用いられることが多いです。
横断幕について考えたことがある人は少ないと思いますが、実は日常生活の様々な所で目にしています。
サッカーをテレビなどで見ていてもサポーター席に選手の名前の横断幕がありますし、競馬場や競艇場にも多いです。

他にもデパートなどで【5F催事場にて〇〇フェア開催中】などといった横断幕を見て入店したり、新築マンションで【入居者募集中】という横断幕を見て内見したり
歩道橋やガードレールに【〇月〇日 マラソンのため通行規制あり】という横断幕を見て渋滞を免れたり、高速道路で【逆走禁止】という警告を見て、誰が逆走するのだろうと考えたりしたことはあると思います。

このように視認性が高く多くの人に見てもらえる超強力なツールが横断幕なのです。

 

制作する前に確認すること

実際に横断幕を制作することになった場合に確認しなければいけない事が多々あります。
一番気を付けるのは設置する場所です。
もしかして下記のような場所に設置しようとしていませんか?
お店の前の歩道のガードレール・電信柱・歩道橋
これらのように道路に広告物を設置する事は道路交通法で禁止されています。
 
アドマク_道路使用許可
 
それでも道路に横断幕を掲出したい場合は警察署に行って道路使用許可を取らなければいけません。
これが結構面倒くさいです。
面倒くさいので実際は許可を取らずに設置している人もいますが、ちゃんとルールを守りましょう。
道路使用許可を取るにはお近くの警察署に行って相談するのが一番です。
※申請してから数日掛かるので必ず余裕をもって相談に行くようにしましょう。
 
アドマク_スタジアム
アドマク_イベント
 
道路以外の場所でも注意が必要です。
スポーツ応援で使う場合やイベント会場で使う場合には人が多い場所なので
しっかりと固定できる場所があるのか確認をしましょう。
横断幕はサイズが大きい場合が多いので風をまともに受けるので
強度がある場所に設置しないと外れてしまう危険性があります。
 
あなたが設置しようとしている場所は大丈夫ですか?

 

生地(メディア)の選定

設置する場所が決まったらいよいよ生地(メディア)の選定に入ります。
生地のことをメディアとも呼びます。呼びやすいようにこれ以降「生地」で統一します。
さて、まずは各生地の説明をしていきたいと思います。
 

01.テトロンポンジ 昇華プリント

ポリエステル製の生地で軽くて薄いのが特徴です。一般的なのぼり旗はテトロンポンジで制作されているのでイメージしやすいと思います。
薄く裏側にも綺麗に透けるので、両側から視認が可能です。とても軽く女性でも持ち運びが容易なので応援幕などで使用されることも多いです。
昇華プリントで発色が良く、他の印刷方法より色が少し濃く出ます。
屋外で水に濡れても大丈夫です。
 

02.ポリエステル110g

ポリエステル製の生地でポンジよりも少し厚い生地です。最大幅が320cmあるので、大きくて軽いアイテムを作る際にオススメです。
軽いですが少しだけ厚みがある為、裏面への透けはやや白っぽくなります。
昇華プリントで発色が良く、他の印刷方法より色が少し濃く出ます。
屋外で水に濡れても大丈夫です。
 

03.トロマット 昇華転写

ポリエステル製の生地でしっかりとした厚みで丈夫な生地です。布製の横断幕などではスタンダードな生地になります。非常にしなやかな生地なので折りたたんでも皺になりにくいのも特徴です。強度がありますので大型の横断幕などにも使用できます。
屋内外どちらでも使用でき、万能型の生地です。大型ショッピングセンター内に掲出したり、屋外イベントでの横断幕などでもよく使われます。
昇華転写で発色が良く、やや深みのある味わいが出せます。
 

04.ターポリン

ポリエステル系繊維を合成樹脂で包んだビニール系の生地です。丈夫で対候性もあるので屋外・屋内問わず幅広く使われています。布製の生地に比べると雨や汚れに強いです。長期間使用する横断幕や懸垂幕・街路灯フラッグ・建築幕にもおすすめの生地になります。 弱溶剤インクジェットで鮮明で鮮やかなプリントが可能です。
 

05.厚手ターポリン

ポリエステル系繊維を合成樹脂で包んだビニール系の生地です。通常のターポリンよりも厚く頑丈で対候性もあるので屋外・屋内問わず幅広く使われています。布製の生地に比べると雨や汚れに強いです。長期間使用する横断幕や懸垂幕・街路灯フラッグ・建築幕にもおすすめの生地になります。
弱溶剤インクジェットで鮮明で鮮やかなプリントが可能です。
 

06.遮光ターポリン

ポリエステル系繊維を合成樹脂で包んだビニール系の生地です。生地の間に遮光幕を挟んであるので光を通さず両面印刷が可能です。丈夫で対候性もあるので長期間ご使用いただけます。アドマクでは両面異なるデザインも同料金で制作可能です。両側から視認性があるので屋内外問わず便利にお使いいただけます。
弱溶剤インクジェットで鮮明で鮮やかなプリントが可能です。
 

07.厚手遮光ターポリン

ポリエステル系繊維を合成樹脂で包んだビニール系の生地です。生地の間に遮光幕を挟んであるので光を通さず両面印刷が可能です。厚手なので頑丈で対候性もあるので長期間ご使用いただけます。アドマクでは両面異なるデザインも同料金で制作可能です。両側から視認性があるので屋内外問わず便利にお使いいただけます。
弱溶剤インクジェットで鮮明で鮮やかなプリントが可能です。
 

08.UV厚手遮光ターポリン

ポリエステル系繊維を合成樹脂で包んだビニール系の生地です。生地の間に遮光幕を挟んであるので光を通さず両面印刷が可能です。丈夫で対候性もあるので屋外でも長期間ご使用いただけます。UVインクジェット印刷なので紫外線による色褪せにも強く、印刷も非常に鮮明で鮮やかです。日当たりが良くて直ぐに色褪せしてしまうといった場合にはおススメです。
アドマクでは両面異なるデザインも同価格で制作が可能です。
 

09.メッシュターポリン

ポリエステル系繊維を合成樹脂で包んだビニール系の生地です。全体に小さな穴が開いていて風を通すようになっているので、強風で幕が裂けないようになっています。通常のターポリンに比べると半分くらいの重量なので持ち運ぶのも容易です。風を通すのでバタつきも少ないので静かなのも特徴です。
長期間使う場合は通常のターポリンより強度が落ちますので、折り返し補強やロープ縫込み補強を選択して下さい。
小さい文字も読みにくくなるのでデザインの際にご注意下さい。
 

10.遮光ツイル

ポリエステル系の生地で耐久性の高い綾織りで作られています。生地の間に遮光幕を挟んでいる為、両面印刷が可能です。落ち着いた色合いで柔らかいのが特徴です。皺になりにくいので高級感のあるフラッグに使用されます。柔らかいですが対候性もあり耐久力もある生地ですので屋外でも長期間ご利用いただけます。
街路灯のフラッグ等でもよく使われています。
アドマクでは両面異なるデザインでも同料金で制作可能です。
生地自体がやや暗い白色ですので、印刷も落ち着いた色合いになります。
 

11.遮光スエード

ポリエステル系の細い繊維で高密度に織られた生地です。生地の間に遮光幕を挟んでいる為、両面印刷が可能です。光沢感があり風合いもよく高級感があります。UVインクジェットで印刷をするので日差しにも強く、印刷も鮮明です。フラッグやロールアップバナーやタペストリーに使用すると高級感のある商品に仕上がります。柔らかいですが対候性もあり耐久力もある生地ですので屋外でもご利用いただけます。
 

12.防炎ポリエステル

ポリエステル系の中厚手の生地です。白く光沢感があり色鮮やかに印刷されます。裏側には白っぽく透けるため片面側のみの視認になります。
公共施設、あるいはそれに準ずる商業施設などは防炎協会認定の製品が義務化されています。当サイトの防炎製品は全て認定品で防炎シールも付きますのでご安心ください。
 

13.防炎遮光ターポリン

ポリエステル系繊維を合成樹脂で包んだビニール系の生地です。生地の間に遮光幕を挟んでいるので両面印刷が可能です。弱溶剤インクジェット印刷で印刷も鮮やかです。丈夫で対候性もあるので長期間ご使用いただけます。
アドマクでは両面異なるデザインでも同料金で制作可能です。
公共施設、あるいはそれに準ずる商業施設などは防炎協会認定の製品が義務化されています。当サイトの防炎製品は全て認定品で防炎シールも付きますのでご安心ください。
 
以上13種類の生地をアドマクでは取り揃えているわけですが、説明文だけ読んでもピンと来ないと思います。
そこで一覧の比較表を作ってみました。
 
アドマク_生地比較表
 
表のおすすめ用途は、よく注文される用途ですが、それ以外の用途でももちろん問題ありません。
それぞれの生地には特徴がありますので気になる方は生地サンプルをご確認の上ご注文下さい。
※生地サンプルはこちらから取り寄せることが出来ます。生地サンプル請求
 
生地の種類が多すぎて決められないという方は使用環境を第一に考えてみましょう。
使用環境とは下記条件になります。
 
屋外or屋内/風の強さ/屋根の有り無し/直射日光/使用期間
 
【例】
屋内で風のない場所で使用→テトロンポンジ
スポーツの応援でいろんな所へ持ち運ぶ→トロマット
屋外で風が強い場所→メッシュターポリン
直射日光で長期間掲出する→UV厚手遮光ターポリン
                 
このような感じで考えると決めやすいかと思います。
もし困った場合はご相談いただければアドバイスをさせて頂きます。

 

印刷方法について

生地が決まったら次はいよいよ印刷工程に入るわけですが、印刷方法にも種類がたくさんあります。
アドマクでは4つの印刷方法を生地によって使い分けています。
 

01.昇華プリント

使用生地:テトロンポンジ・ポリエステル110g
 
昇華プリントは薄い生地に使います。生地に直接印刷した後に熱を加えることで発色させます。
転写紙を使用しないので環境に優しく、大量生産の時にはメリットがあります。
 
アドマク_ダイレクト昇華プリント
 

02.昇華転写プリント

使用生地:使用生地:トロマット・遮光ツイル・防炎ポリエステル
 
昇華転写プリントは転写紙にプリントした後に、生地と合わせて高温の転写機に通します。
すると転写紙にプリントされたインクが気化し生地に定着します。
 
アドマク_昇華転写プリント
 

03.(弱)溶剤インクジェット

使用生地:ターポリン・厚手ターポリン・遮光ターポリン・厚手遮光ターポリン・メッシュターポリン・防炎遮光ターポリン
 
溶剤インクジェットはターポリンの印刷に使用します。
顔料が解けた溶剤がターポリンを浸し、加熱をすることで溶剤成分が揮発しインクが生地に定着します。
溶剤インクジェットは欧米などではスタンダードな方法ですが、弱溶剤の方が印刷精度は高いです。
アドマクではサイズによって弱溶剤と溶剤を使い分けています
 
アドマク_溶剤インクジェット
 

04.UVインクジェット

使用生地:UVターポリン・遮光スエード
 
UVインクジェットは
生地に直接印刷をした後に紫外線を照射してインクを硬化させます。
印刷精度が高く写真なども鮮明に印刷されます。耐久性なども高いのが特徴です。
 
アドマク_UVインクジェット

 

綺麗に設置するための加工方法

幕製品には加工方法が多くあります。
横断幕の場合は設置したい場所によって設置方法も変わってきます。
どこに付けるにもロープや、インシュロック(結束バンド)を使うことが多いです。
ただしロープを使う場合は強度の高い結び方などを知っておくと便利です。
色々な結び方があるので面白いです。
参考サイト : http://trpla.nrc.gamagori.aichi.jp/kyoiku/musu/musu/
 
アドマク_ハトメ
どんな付け方をするにしてもハトメ加工は必要かなと思います。
ハトメ加工とロープなどを通す金属のリング部分のことです。
ハトメの部分に三角の補強シートを付けることで強度が増します。
 

 
アドマク_袋縫い
吊るして使用する場合は上下に袋縫い加工もオススメです。
上下の袋部分にパイプを入れることで横断幕全体がピンと張るので綺麗に設置することが出来ます。
※高所に掲出したりする場合はパイプが抜け落ちないように十分注意してください。
 
もしも風が強いなどの理由で強度を高めたい場合は折り返し補強4辺ロープ縫込加工がお勧めです。
この加工は周囲を折り返して破れにくくする加工です。ロープが入ることでさらに強くなります。
 
折り返し系の補強方法はデメリットもあります。
両面印刷の時に袋縫い加工や折り返し補強をすると折り返し部分にズレが生じることがあります。
 
両面印刷で折り返し補強をする場合は周囲に柄や文字などの複雑なデザインを配置しないのがお勧めです。
 
アドマク_折り返し部分のズレ
 
※折り返し補強は袋縫いと同時に加工することは出来ません。
 
アドマク_風抜けスリット横断幕はサイズが大きいので風を受ける面積が多く飛ばされやすいです。
大きいサイズの場合は風抜けスリット加工をしておくと風を逃がしてくれるのでお勧めです。
 
加工については詳細ページを用意しておりますのでそちらをご覧下さい。
 
加工について

 

掲出期間に気を付けること

綺麗に設置ができても油断は禁物です。
風が強い日(特に台風)などの日には取り外すのが賢明です。
いくら頑丈に設置をしたつもりでも自然の力には勝てません。
 
幕は看板ほどの重さはありませんが、それでも通行人などにぶつかると大変危険です。
業者に依頼する場合、費用は掛かってしまいますが安全には代えられないので外すようお願い致します。
 
風が強くなくても、ロープの強度や結び方によって徐々に緩んでくるケースもあります。
そのままにしておくと危険なので補強をお願いします。
 
また、高所に設置する場合は保険に加入することも対策の一つです。

 

保管方法について

横断幕の保管方法は生地によって異なります。
 

【ターポリン・厚手ターポリン・遮光ターポリン・厚手遮光ターポリン・UV遮光ターポリン・防炎ターポリン】

折り畳むと折り目が付いてしまうので、必ず丸めて保管してください。
汚れている場合は保管する前に濡れたタオルで優しく拭いてください。
 

【テトロンポンジ・ポリエステル・トロマット・遮光ツイル・遮光スエード・防炎ポリエステル】

折り畳んで保管しても大丈夫ですが直射日光・高温多湿は避けて下さい。
広げた時に折り皴がありますが、当て布をして低温でアイロンを掛ければ伸びるのでご安心ください。
 
横断幕はイベントなどで1年に1回しか使わない場合もあると思います。
その場合は丁寧な保管をお願いします。
 

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